投稿者:

イタリアセリエA1観戦の旅(4)~Pacenza vs Macerata

さぁ、始まりました!
Piacenza vs Macerata。
前半ラスト第11節、首位対2位の直接対決です。

現在10勝1敗30ポイントのマチェラータに挑む
9勝2敗25ポイントのピアチェンツァ。
ピアチェンツァとしては、
ここで点数を稼いで、差を縮めたいところです。

???????????????????????????????

コート上に整列した後、
両チーム、中央ネット下で握手と記念品の交換。
オールスター勢が闘志を持って硬い握手を交わします。

本日のスタメンはこの通り・・・

ピアチェンツァ:パピ、フェイ、ベットーリ、カリベルダ、シモン、デセッコ、マッラ(L)
マチェラータ:クレク、スタンコビッチ、ザイツェフ、コバル、ポドラスチャニン、バラノウィッチ、ヘンノ(L)

まぁ、本当に錚錚たるメンバー!!
どちらもナショナル代表歴を持つ選手ばかり。
私の中では今季最大の対戦ともいえます。

そんな2チームのドリーム対決は、
予想通り接戦。
しかし、安定のマチェラータが、
セット中盤になると意外にも苦戦し始め、
ピアチェンツァのリードで試合は展開してゆきました。

???????????????????????????????

パピの安心感のあるスパイク。
ベットーリの若さ溢れる弾丸サーブ、
シモンの威圧感あるブロック、クイック、
カリベルダの技ありスパイクに、
フェイの軽やかなクイック、
デセッコの華麗なトスワーク・・・

ホームの利もあってピアチェンツァは
見ごたえのある芸術的なプレーを見せて
湧かせてくれます。

これにはマチェラータも素早く対応。
クレクを下げ、最近パロディを投入するなど、
対策を強いられました。

???????????????????????????????

25-21、25-22と2セット先取したピアチェンツァ。
第3セットになると、とうとう
マチェラータの反撃が始まりました!

ザイツェフは決まれば派手に雄叫びを上げ、
その姿はまるでゴリラのよう・・・
気合の入り具合がそこからも伺えました。

熱くなったマチェラータ軍団は時に
主審に呼び出しを受け、イエローカードも。

???????????????????????????????

納得できない判定には両チーム、
ビデオチェックを要求します。

???????????????????????????????

そんな熱い試合を見守る
ピアチェンツァ・キャプテン、ズラタノフ。

???????????????????????????????

数年前に突然亡くなったボボレンタのユニフォームも
天から見守っています。

???????????????????????????????

会場の隅からは警官も見守り・・・

???????????????????????????????

観客席からは多くのファンとサポーターが、
見守る・・・
を通り越して、一緒に戦っています。

???????????????????????????????

しかし、勢いあったピアチェンツァもやはり、
簡単にはマチェラータを打ち負かすことはできず、
3セット目19-25、4セット目16-25と奪われてしまいました。

???????????????????????????????

シモンに負けない威圧感、ポドラスチャニンのブロック、
スタンコビッチの安定クイック、
クレクの速いスパイクに、
ザイツェフの連続する驚異的サーブ、
バラノウィッチの攻撃的なトス。

タイムアウト間は選手同士が密に言葉を交わし、
コート内でもお互いに意見を言い合うマチェラータは、
その場その場で修正し、
やはり強豪と言えるチームだと納得しました。

対して、上手くいかない内容に
イラつきながら床を叩くデセッコに
思いつめた表情のベットーリ。
ダンスを見ているようで
空を見ているようにも見えるシモンとフェイ・・・

???????????????????????????????

そんな中、ラスト、5セット目のスタートです。

波は3、4セット同様マチェラータ。
このままあっさり勝利を奪ってしまうのか・・・
に見えた序盤。
しかし、やっぱりホームは底力を与えることを実感させられます。

追い上げたピアチェンツァはデュースに持ち込み、
粘って粘って19-18へ。
このタイミングでやってきたサーバーは、ルカ・ベットーリ。
ヨーロッパ選手権ベストスパイカー、22歳の彼は、
勢いあるサーブを放ち、
際どいライン上に叩きつけます。
ビデオチェックに持ち込まれた判定、
勝敗の行方を見守る全観客・・・。

確認を終え、戻ってきた審判が下した答えは・・・
IN!!

喜びの声は想像していた以上に大きく、
会場中に一気に響き渡りました。

握手を終える両選手を見届けていると、
なんと、あっという間に驚きの光景に!

???????????????????????????????

観客が我さ先にと、選手に近づこうと
コートに乱入してくるのです。
ラスト、サービスエースを決めたベットーりは
囲まれながら、インタビューへ。

敗者ザイツェフもご覧のとおり。

???????????????????????????????

MVPのデセッコも囲まれ見えない中でインタビュー。
とにかく、誰がどこにいるか分からないくらいの混雑で、
あまりの密集度にベットーリは
通路へと避難させられていました。

???????????????????????????????

10分20分たっても引かない観客。
選手が立ち去る中、シモンは最後の最後、
観客がいなくなるまで対応しています。
まるで、1年前ロシアで見たムセルスキーのよう。

???????????????????????????????

20時半に始まった試合が終わったのは23時。
試合終了後、ストレッチもできず、
ファン対応を笑顔でこなす選手には頭が下がりました。

通路へ避難させられたベットーリも、
出来る範囲でファン対応。
心ある選手の姿を目の当たりにし、
なぜか心躍る気持ちでした。

大好きな2チームの、
想像以上のドラマティックな試合は、
私のこれまでの観戦史上で
お気に入り上位にランキング。

それぞれの選手が愛おしく、
ずっとずっと見ていたい試合でした。
熱い闘志も、温かい気持ちも溢れている
この体育館が大好き!!

そう、この興奮が最高!
私はやっぱりバレーボール観戦が大好き!!
と、心の中で何度も叫んでいました。

(5)へつづく・・・

広告

イタリアセリエA1観戦の旅(4)~Pacenza vs Macerata」への4件のフィードバック

  1. この時は一位と二位の直接対決だったのですね。
    写真の二枚目、スパイクのシーンが迫力がありますね。あまりの勢いに主審が避けているようにも見えます。

    ここまで読んできまして、何人か選手の名前も覚えてきました。
    デセッコ、ザイツェフ、ルカベットーリ。

    選手も観客も会場全体が一体となっているのが良くわかりました。

    スポーツは、やるのも観るのも、
    とても楽しいものですね。

  2. おー、素晴らしいですね!
    3人も覚えたんですね!!
    日本のバレーファンでも、海外の選手の名前は知らない人が多いので、すごいと思います。
    次はぜひ、私は一番注目している「アレクサンダル・アタナシエビッチ」を覚えることをお勧めします!
    私はスポーツが得意ではないので見る専門ですが、やってる方は見るとやりたくなる!!といいますね^^

  3. アタナシェビッチ選手。ネットで調べてみました。
    今は、イタリアのペルジャ?チームに在籍されているのですね。
    チームのホームページを覗いてみましたが、イタリア語で全くわかりませんでした。
    優秀選手かなにかに選ばれて、賞金?をもらっている写真が、掲載されていました。

  4. おー、調べてみられましたか!!
    彼はペルージャに移籍して2シーズンを過ごし、一応契約上はあと2シーズンプレーすることになっています。
    移籍して2年連続で得点王、メディアが選ぶ賞みたいなのももらっていました。
    今や世界的に人気な選手です☆
    そう、HPのイタリア語、全然わからないんですよね。。。
    セリエのHPには英語も載ってるんですが、チームのにはなく・・・イタリア語勉強しようかと思いつつ、いつも挫折しています><。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中