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フランス・ドイツ・イタリア・3ヶ国バレー観戦の旅15~ピサ・ボローニャ・ピアチェンツァ

翌日・・・4月11日。
2泊3日の滞在でペルージャにさよなら。
またここを訪れることがあるのか・・・
それとももう・・・

来季、誰ひとり欠けることなく
今のままのメンバーでなんて、
セリエではありえませんが、
だけど、もしこのメンバーでいくのあれば、
きっと来たいと思うだろうな・・・

冷蔵庫に残った食材でサンドイッチを作り、
また来れることを祈りながら、
ホテルをチェックアウトし、
ペルージャ駅へと向かいました。

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本日の宿泊先はボローニャ。
でもその前に、ちょっと寄りたいところがあります。

ペルージャからフィレンツェを経由して、
約一時間列車に揺られて最寄り駅到着。

眩しい太陽に下、広場を抜け・・・

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川沿いを歩ること20分。

そろそろ見えてきてもいいころじゃない?
でも全然見えないな・・・

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観光客狙いのお店の前を通りながら、
隙間からお目当ての建物を探します。

ん、ちょっと見えた!

そのまま早る気持ちを抑えきれず、
早歩きでたどり着いた場所、それは・・・

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ピサの斜塔!!
そう、これを私は一度見ておきたかったのです!
んー、やっぱり傾いてる!!

世界各国からの観光客はみな、
斜塔をバックに記念撮影。
TVで見たけど、みんな、ホントに、
斜塔を支えるポーズで写ってる(笑)

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見上げれば斜塔の上に人が!
皆さーん、傾いてる方に集団で寄らないでくださいねー!!

隣にはサン・ジョヴァンニ洗礼堂もあり、
敷地内の芝生の上では
気持ちよさそうに日光浴をしている人もいました。

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小学生の頃、写真でのこの斜塔を目にして、
世界にはこんな不思議な建物があるんだと
遠い世界のことだと思っていたものが
今、自分の視界の中に・・・。
面白いものです。
世界が少しづつ、近くなっている錯覚に陥ります。
でも、まだまだこれから先も、
いろんな景色を視界に入れていきたい・・・
いつかはピラミッドを・・・なんて(笑)。

これだけ見られればもう、大満足。
滞在時間、わずか2時間半。
列車の時間までは駅前の広場のベンチで、
サンドイッチタイムにしました。

 
ピサからは再度、フィレンツェに戻り、
ボローニャへ。

18:30。
まだ日が高いので、この時間から
ボローニャ観光に繰り出しました。

乗り換えのために何度も利用しているボローニャですが、
街の中を歩いたことはなし。
ショッピング街のような大通りを
程よいところまで歩いて引き返そうと思ったら、
楽しくなってしまい足が止まらず
サン・ペトローニオ聖堂まで。

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ボローニャにもこういう名所があったことを
今更知ったのでした。

久しぶりの4ツ星のホテル、
ふかふかのベッドで熟睡・・・Zzz・・・

 
翌朝は美味しい朝食を、
スイーツまでたっぷり頂いたら、
本日の試合会場、ピアチェンツァへと向かいます。

切符を購入し、時刻表を見てみると、
記載されたプラットホームが
「1(Ovest)」と書いてあり、ドキドキ。

ただの「1」番線ではないようだから、
ここではないな・・・
どこだ・・・どこだ・・・

ん、そういえば、ボローニャには
縦に並ぶプラットホームの脇に、
いくつか固まってホームがあったような・・・?

改装中のボローニャ駅を
小走りで駆け抜けると、ありました!!
「1(Ovest)」のホーム。

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これが分かればもう安心。
あとはピアチェンツァまで1本。

そして下車後は、お馴染みとなった
1時間の散歩道を歩きました。

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土曜だからバスがあったのかもしれませんが、
歩くのに抵抗のない、むしろ、
いろんな景色を見ながら歩きたい私には、
絶好の散歩道。
ホント、奇跡的に足が復活したことに感謝です!

迷うことなくホテルも探し出し、
急いで体育館へ。
試合は夕方からですが、
チケットが14:30~販売とHPに載っていたので、
何がなんでもここは押さえておかねばならないのです。
でないと、何のためにここへ来たか・・・

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レギュラーシーズン最終戦、
ピアチェンツァ対マチェラータ、
ビッグチーム同士のチケットは、
数日前には完売とされていたので
今回も恐れていましたが、
ペルージャ相手にはまだ余っているよう。

14:30には10組ほど購入者が並び、
順番に並んで無事にチケットをゲットできました。

 
これで準備は全て完了!
もう何も心配事は無し。
あとは入場を待つのみです!!

16へつづく・・・

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フランス・ドイツ・イタリア・3ヶ国バレー観戦の旅14~ペルージャ散策

大興奮の観戦から一夜明け・・・
すっかり落ち着くかと思いきや、
興奮は全く覚めていません。

ホテルのロビーで新聞を見ながらニヤニヤ。

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オールスターチーム、ピアチェンツァの
素晴らしいプレーの数々を
ライブで見られた喜びや、
ペルージャの歴史的勝利の瞬間に立ち会えた喜び。

たかが1試合の観戦で、
どうしてこんなに幸せな気持ちになるんだろうか・・・
私はおかしいんじゃないか・・・!?
と本気で心配してしまう程(笑)。

何もしなくても幸せな今日は、
この幸福感に好きなだけ浸りたくて、
ひと駅離れた街のショッピングセンターへ、
片道徒歩2時間、往復4時間の散歩に、
出掛けることにしました。
朝食を終えたら、昼食用のりんごとお水を持って、
駅前の道を山の方へてくてく・・・

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森の中を歩き、
歩道のない道路をひたすらまっすぐ・・・

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ひと山越えて街へ出たら・・・

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趣のある古い橋を渡って・・・

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ぴったり2時間でショッピングセンターへ。

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入口にはペルージャのヒーロー、
アタナシエビッチがお出迎えしてくれていました。

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大人気の彼は、試合後、
ファンに囲まれなかなか写真が撮れないので、
ここで撮影。

裏には、メンバーの直筆サインが書かれていました。

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背番号を思い出し、
誰がどのサインか考えながら、
これまたニヤニヤ。

因みに、勇気を出して近くにいた女の子に
パネルとの写真を撮ってもらおうとお願いしたら、
笑われてしまいました。
帰り道は往路をそのままバック。
途中で懐かしのミシュランくんと一年ぶりのご対面。

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1年前ここに来た時は、
相手チーム見たさで、
ペルージャのチームには無関心だったのに、
一年でいろいろ変わるんだな・・・

セリエは移籍が激しいから、
こんなにも心惹かれるチームに出会えても、
それが来年も続くとは限らない。
まして、興味のあるチーム同士の激戦なんて、
滅多に見られるものじゃない。
そう思うと、昨日のあの戦いは、
今季のみ、今しか見られない
貴重な試合だったんだな・・・

試合は生もの。
こんな風に考えたのは初めてで、
そう考えると尚更、
今しか見れないチームを、
今しか見られない試合を大切に、
世界のあらゆるところに観戦に行きたい!と
強く思うのでした。
夕方にはホテルへ戻り、
買い込んだ食料で夕食。

幸運なことに、何気なく点けていたTVから、
昨日の試合のニュースが流れました。

第5セット、マッチポイントの様子・・・

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そして、勝利後、喜び合うペルージャ選手たち。

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あぁ・・・、蘇る興奮!!

因みに、もうひとつのセミファイナルの対戦、
モデナ vs マチェラータも放映。

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負けたはずのモデナのウロシュが大きく写され、
活躍していたことが伺えました。

fu 037s

気になるそっちの試合も、
この旅の最後に予定。
んー、それもまた楽しみ♪

期待に胸を膨らませる私。
しかし、そこへ向かうのに
もうひとつ大きな難関が待ち構えていることなど、
この時は全く知らないのでした・・・。

15へつづく・・・

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フランス・ドイツ・イタリア・3ヶ国バレー観戦の旅13~ペルージャvsピアチェンツァ

試合開始20:30に向け、
チケットの販売状況が気になって、
2時間前の18:30に会場へ。

1月に来た時は、
2時間前から並んでいる観客なんて
一人もいなかったのに、
今回はもうすでに数グループがチケットを手に
ウロウロしています。

ヤバイ、出遅れたか!?
慌ててチケットブースに直行。
が、15ユーロの一番高いチケットも、
10ユーロの通常のチケットも、
まだまだ余っているようでした。
さすがに、そこまで人気はないのかな・・・
というか、相手がピアチェンツァだし、
期待されていないのかも・・・

と、失礼なことを思っていると
パトカーとともに警察の登場。
警備を整えているところを見ると、
危険な程の盛り上がりが予想されるのかもしれません。
そんなに激しいの・・・!?
ちょっと不謹慎な期待が高まるのでした(笑)

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試合開始1時間半前になると、
選手が会場入り。
ペルージャの選手は個々にマイカーで入り、
ピアチェンツァの選手は大型バスで
体育館の入口に横付け。

入場待ちの観客の前を、
誰も寄せ付けないオーラ全開で、
耳にイヤホンを付け、
のっしり歩くピアチェンツァメンバー。

集中が高まっているからか笑顔もなく、
心なしか威嚇しているようにも見えます。
見事に誰も写真を撮らないし、
話しかけもしない・・・
それだけ近寄らせないオーラがあるのです。
試合への闘士を肌で感じました。

 
19:15、入場待ちの人が溢れてきたからか、
いつもより15分早く開場。
入口で選手の写真入りポストカードを配られ、
フリーのパンフレットを1部ゲット。
流れる観客の波に乗って
観客席へ向かいます。

係員にチケットを見せ座れるところを聞くと、
ベンチ裏のアリーナ席へ案内してくれました。
いやぁ、ここが15ユーロはかなりお得!
セリエだと年パス保持者が
いい席を埋めている場合が多いので、
当日券でいい席に座れるペルージャは
穴場だと思いました。

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試合開始1時間前を過ぎると、
ピアチェンツァメンバーが入場。
そのあとペルージャメンバーも。

先ほどのピアチェンツァメンバーの表情を見て、
この試合の重さを感じましたが、
ペルージャメンバーは案外和やかな表情。
ムードメーカーのアタナシエビッチが
ふざけた走り方で周囲を笑わせたり、
予想外に普段通りの様子に見えました。

fu 053s

それぞれウォームングアップから
ボール練習へと移り、
いよいよ試合開始へ。

セミファイナル1戦目を
1-3で落としたペルージャは
ホームでどんな試合を見せてくれるのか・・・
いつの間にか3000人で埋め尽くされた観客席は、
期待を持ってペルージャの応援体制を整えます。

20:30。
プレーオフセミファイナル、第2戦目
ペルージャ × ピアチェンツァの対戦が
ついに始まりました!

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ピアチェンツァは例によって
オールスターチーム。
デセッコの無駄のないトスを
ベットーリが若さ溢れるパワーで、
パピとカリベルダがそれぞれ技の利いたスパイクで打ち、
フェイとシモンの高く素早い壁が守りぬく。
このスタメンに加え、
チーム歴が長く誰よりも強い情熱を持つズラタノフに、
フランスの若きエース、ルルー。
誰が出ても見応えのある、
各国代表歴のある選手たちです。

 
一方、ペルージャは・・・
スタメンは今回、セッターにミティッチ、
それ以外はお馴染みのメンバーで、
ウィングに経験豊富のオールラウンダー、ブヨビッチ、
それに続く勢い、頼もしくなったペトリッチ、
オポジットにはベストスコアラーのアタナシエビッチ、
ミドルはブッティとバローネ。
リベロはイタリア代表、ジョッビ。

正直・・・個人の力を見ると、
ピアチェンツァの方が上かな?と思ってしまうメンバー。
過去の対戦成績も、レギュラーラウンド2敗、
コッパイタリア決勝戦敗退で、
今まで1度も勝ててません。

だからどうしてもやっぱり今回も・・・
と思ってしまうのです。
が・・・
まさか、序盤からこんな展開になるとは
予想外でした。

 
第一セット、ホームの利か、
ピアチェンツァの力を封じ込めます。
こんなにミスするっけ?と思ってしまうほど、
良くないピアチェンツァ。
そうさせているのももちろんペルージャの力なのでしょうが、
サーブに崩され
なかなか思うようにトスが上げられず、
決めるべきアタックも決められず・・・
後半はベットーリのアタックミスが重なり、
25-22でペルージャが先取しました。

勢いに乗ったペルージャは
リードしながら進めてゆきます。
ピアチェンツァの攻撃を、
絶対に一度で決めさせず、
ディグから攻撃に変えてゆくのです。

得点王のアタナシエビッチは、
シモンとズラタノフのブロックを
いとも簡単に打ち抜きます。
技術と若さの対決は若さの勝利でした。

が、技術力の強さをズラタノフが証明。
シャットアウトをほぼ見てないんじゃないかというくらい、
彼は上手く打ち分けてきます。
そうかと思えば、真ん中からのパイプも出てくるし、
まだまだ勢いも感じます。

それを操るデセッコは天下一品。
これでもか、これでもかと、
ラリーの中、ブロックの少ないところへ
素早く上げていきます。
どんな悪いディグでもいいパスへと変換する技術、
デセッコを見ているとずっと追いかけて見ていたくなります。

そのデセッコとシモンの
絶妙なコンビがまた鳥肌もの。
曲線じゃなく直線で上がるパスからの
無駄のないクイックは、
ブロックも全く付くことができず秒殺。
ボールを高いところから叩きつけるシモンは
ホントに気持ちよさそうでした。
これは絶対誰も止められない・・・
とにかく、サーブで崩さないと、
このコンビでやられて終わりなのです。

 
第2セット中盤で、ピアチェンツァが追いつき、
このまま一気に逆転か・・・
と思われましたが、
ペルージャが逃げ切り、まさかの2セット連取。

ペルージャは、ホントに変わりました。
技術がどうとか素人なので詳しく分かりませんが、
チーム内のコミュニケーションが豊富なっています。
一回一回、確認しているのか、
注文をつけているのか、
とにかくよく会話をしています。

上から下に指示するだけじゃなく、
下からも要望や支持を伝えている様子。
喜ぶときもその中心になった選手を
讃えているし、
チーム愛をとっても感じるのです。
ペルージャの力の源は
ここにあるんじゃないかと想像するのでした。

 
が、ここからがピアチェンツァの反撃開始。
もちろん、安安と勝たせてくれるはずはありません。

怒りに燃えるシモンは、
クイックはもちろん、ブロックでもサーブでも大活躍。
特にサーブはホントに驚異的で殺人的。
ペルージャに文字通り手も足も出させず、
エースを奪ってゆきました。

イタリア期待のエース、ベットーリと交代したルルー。
彼はサーブにブロックに
長身を活かしていいプレーをしてきます。
ベットーリスタメンで行くことが多いピアチェンツァ。
しかし、ルルーもベットーリ並に
いいものを持っていると感じました。

気が付けば第3、第4セットを
ピアチェンツァが連取。
これで2-2。
決着は最終セットに持ち込まれました。

 
第5セットはあれよあれよという間に、
1-5とピアチェンツァリード。
この流れじゃこのまま最後まで・・・
と思うところですが、
そこが今までのペルージャではないところ。
ここから一気に逆転するのです。

本日冴えまくっている
ブッティのサーブ、クイックが利いて
一気にペルージャペースに。

そこで反撃・・・
出ました、ピアチェンツァ。
シモンの強烈クイック!!

やられたーーーっ
と思ったら、なんと
それを1枚でアタナシエビッチがブロック。

!!!!!!

この時の衝撃・・・忘れられません。
絶対に無理だと思ったあのクイックを
まさか一人で止めるなんて・・・
気がついたら興奮のあまり
会場全体が立ち上がっていました。

素晴らしいプレーと
素晴らしいチーム愛。
これらがふんだんに盛り込まれたこの試合は、
ここで語りきれないくらいです。

 
結果は予想に反し見事、
ペルージャがピアチェンツァに初勝利!
ホントに、バレーは何があるかわからない、
そしてそこが面白いからやめられないと思いました。

チームとして一番好きで
今シーズンを見てきたピアチェンツァ。
同じく、気になる選手が多いペルージャも
開幕当時から見てきました。

だけど、リーグの中で結束が強くなり、
どんどん強さを増したペルージャに
気が付けばピアチェンツァ以上の興味を持つように。
どうやら、高い技術とチームワーク、
これが揃っているチームに惹かれる傾向にあることを
ベルリンに続き、ここで改めて思い知りました。

ペルージャはまだまだここから
成長してゆくチーム、
そんな希望に心を奪われたのでした。

 
きっとそう感じたのは私だけではなく、
地元の観客も同じでしょう・・・。

fu 059s

あまりの嬉しさに、
選手同士の握手が終わる前に
コートへ乱入した観客もいました。

30分ほどたってもこの人の群れは消えず、
外にでもこの通り群がっていました。

fu 064s

敗北を喫したピアチェンツァ選手に
写真やサインをお願いするファン。
負けたあとであっても、
ベットーリは嫌な顔せず丁寧に対応。
静かに微笑んでいる姿にどことなく余裕を感じ、
3日後の対戦へ、もう向かっているようにも感じました。

14へつづく・・・

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フランス・ドイツ・イタリア・3ヶ国バレー観戦の旅12~イタリア入り

夜行列車もこれで4度目。
今回は4人用のクシェットにしました。

6人用よりは10ユーロ高い4人用、
しかし、3段あるベッドの一番上は
6人用と何の変わりもなく、
真ん中のベッドが畳まれている分、
下のベッドの人の頭上に
ゆとりがあるだけでした。

そんな私は上の段。
下の段2つにはドイツのおばさま2人が
お友達同士で旅をされており、
もうひとつの上の段は
これまた同じ年代の一人旅のおばさま。
50歳前後のおばさまたちは気もあったようで、
それぞれ持ち込んだワインやお惣菜を出し、
飲みながら語らいでいました。
今回もまた旅慣れている方々のようです。

どこの国から来たのか、
何処へ行くのか、
私にもそんな質問を投げかけてくださり、
頑張って英語で答えていると、
車掌さんの登場。

切符のチェックをしてもらい、
受け取ろうと手を伸ばしたら、
ん?
車掌さんが怪訝な顔をしてきます。
私の行動におかしいところがあったのか、
おばさまたちは笑って見ています。

なんだか分からないけど、
笑いを提供できたのならいいか・・・

車掌さんは笑うだけ笑った後、
「切符は明日の朝渡すから」と言い、
何事もなかったように去っていきました。

言葉が分からないと、
ちょっと切ないこともある・・・よね。。

今回の列車は前半分がミラノ、
後ろ半分がローマ行きになっており、
ヴェローナで列車が切り離されるとのこと。

21時ミュンヘンを出発して約5時間後、
2時にはガタンと列車を動かす音と振動が伝わり、
ヴェローナに来たとこを察知しました。

3:30には車掌さんが再登場し、
次はボローニャだから、と
一人旅のおばさんに伝えます。
まだ夜明けまでほど遠い時刻、
おばさまは暗がりの中
そそくさと準備をし、静かに下車されました。

ボローニャにきたらフィレンツェまでももうすぐ。
間もなくして私も車掌さんに告げられ
音を立てないように静かに支度開始。

到着予定時刻の
6:20にはまだまだ余裕があったので、
早めに部屋を出て個室の洗面台で、
ゆっくり準備をしました。

廊下で待機していたら、
フィレンツェ下車組がぞろぞろ出てきて、
廊下を埋め尽くす状態。
懐かしいイタリア語も聞かれ、
いよいよ・・・という気持ちが高まります。

到着予定時刻を5分少々過ぎて
遂に3ヶ国目イタリア入り!

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暗く静かなフィレンツェSMN駅で、
小さくガッツポーズをしました。

 
ここからはローマ行きの列車でテロントラまで。

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意外と綺麗な列車で
約1時間半の旅。

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テロントラからは乗り換えて1時間。
9:15にはペルージャへと到着しました。

 
今回も先に荷物をホテルに預け、
早速、観光に繰り出そうという計画。
レセプションのお姉さんに交渉すると、
もう部屋を使っていいわよ、と
鍵を渡してくれました。

うわー、ラッキー!!

部屋は広めでしかも可愛らしい赤のカーテン。
冷蔵庫もあってタオルも豊富!
しかもお値段安めの2つ星。
このコストパフォーマンスの高さには感動しました。
ここへ今回は2泊・・・
気持ちよく過ごせそうです。

 
3度目となるペルージャ訪問。
しかし、これまで、
ペルージャ市内へ繰り出したことは一度もなく、
ここがどんな街なのか全く存じ上げません。

バレーを見るだけでは
やっぱりもったいないよな・・・
欲張り心が騒ぎ出し、
ペルージャ散策へ出てみることにしました。

山あり谷ありのペルージャの街。
役立つのはこのミニメトロ!

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一回1.5ユーロで、2分に1本の割合でやってくるこの乗り物は、
アトラクション気分で乗れて
すっかりお気に入り!

これがペルージャ駅を中心に
チェントロ(街の中心部)から体育館までを繋いでおり、
ペルージャ市民には活用されているようです。
願わくば・・・終電21時を
もうちょっと遅くしてもらいたいところ。
そうすれば、20:30試合開始後も
乗って帰られるのに・・・

 
中心部までは山を越え、トンネルをくぐり、
ホントに遊園地のアトラクションのよう。
初めて向かう場所なだけに緊張感もあり、
市民に混じって一人、
場違いなハイテンションの乗客になっていました。

そんなドキドキからのこの景色!

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こ、こ、これがペルージャの街!?
山の中に建てられた家々が、
太陽の方向を向いて
綺麗に建っていてなんとまぁ芸術的!

すっかりこの景色に魅せられ、
小さな小道をルンルン気分で歩いていると
おしゃれな若者向けの洋服屋さんや
雑貨屋さんに引き寄せられて
ついつい寄り道。

いやぁ、意外とオシャレなお店もあるし、
美味しそうなピザ屋さんもあるし、
ペルージャって素敵じゃない!

学生が多いのか、
ピザも1ユーロ代であるし、
お財布にも優しい!!

気が付けばマルゲリータを手にし・・・

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サンロレンツォ大聖堂の階段で、
大口開けていただいていました。

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念願の焼きたてピザ!
生地がパリパリで、
チーズがとろーっとして最高!!

もう、これで十分!
イタリアを味わった!!
あとは節約節約で乗り切るぞ!!

そう、旅の前半、フランス、ドイツで
意外とお金を使ったようで、
持ち合わせがだんだんと・・・
(たぶんディズニーで使い過ぎたんだな・・・)

ここで食事代を抑える決意をし、
スーパーでお得なcoop商品を買い込んで、
ホテルへ戻りました。

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これで700円ちょっと。
でも生ハムが買えるなんてお得!

食事の心配もお金の心配も
一旦なくなったことだし、
あとは思う存分バレーを堪能するのみ!

18:00、いよいよ体育館へと向かいました。

13へつづく・・・

投稿者:

フランス・ドイツ・イタリア・3ヶ国バレー観戦の旅11~フュッセン観光

早朝・・・
薄暗い窓の外から聞こえてきたのは
鳥たちのさえずり。
雨予報の今日、
まだ、雨は降っていないのか、
それとも小降りなのか、
鳥たちは元気に鳴いており
耳に心地よい音で目覚めることができました。

まだ誰もいないレストランで、
コーヒーやジュースの注文を
丁寧にわかり易い英語でとってくれたお兄さん。
昨日チェックインの対応をしてくれたお姉さんもそうでしたが、
若いのに心配りがとっても行き届いています。
また来れるのかは分かりませんが、
この優しさもまた心地よく、
また来たいと思わせるのでした。

 
そんなホテルをチェックアウトしたら、
目指すは山の上、
ノイシュヴァンシュタイン城へ向かいます!

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遠くに見えるこのお城・・・

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これが今日のメインです!

これはルートヴィヒ2世が
中世への憧れを具体化して建てた
理想的のお城であり
ディズニーランドパリのシンボル、
「眠れる森の美女」のお城のモデルにされたというもの。

そんな場所へ遥々ベルリンから8時間・・・
ディズニー好きとしては、
ドイツで一番行ってみたい場所だったのです。

 
一本の山道を歩くこと30分。
チケットセンターへ到着。

fu 009s

日本で予約していたチケットを
ここで受け取ります。
シーズン中は混み合ってて
チケット買うのにも長蛇の列と聞いて
事前に予約してきたのに、
8:30過ぎ、2グループしか並んでいませんでした。

ツアーではないと入れないこのお城。
英語とドイツ語は生の説明で、
それ以外の言語はオーディオガイドを耳に当て
30人ずつくらいのグループで回ります。

私の予約は10:15入場。
まだまだ時間はあるので、
ゆっくり山を登ってお城の入口に向かいました。

 
チケットセンターからお城の入口までは
歩いて40分ほど。
それがキツイ方は馬車とい選択肢もあります。

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車が容易に通れない場所なのか・・・
それとも雰囲気を出す観光用のもの?
とりあえず、私の足は
すっかり回復したようで、
お馬さんには頼らずに済みました。

若干の雨に降られながら、
お城の入口前に到着。

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山々に囲まれそびえ立つお城。
ディズニーランドのお城のモデルとはいえ、
曇り空だからか、
先日見てきたディズニーランドパリのお城とは大違いに見えます。
なんだか、物悲しい雰囲気を感じるのです。

時間になるまで、建物の周りを見学。
門をくぐり中の方へ入って近づいてみると、
意外と可愛らしい作りになっています。
こうやってみると確かに美しく、
モデルにしたことに納得。

果たしてこの中はどんな作りになっているのかな・・・

fu 024s

10:10、前の組の人たちが入って行くと、
私たちのツアーのメンバーが
続々と集まってきました。

fu 026s

10:15。
時間になるとロシア人を先頭に、
日本人、中国人、韓国人の団体が入場。
入口で日本語のオーディオガイドの機械を借り、
音声に従っての見学がスタートしました。

 
理想を現実にしたというだけあって、
床や壁、柱・・・細かいところまで
こだわりが通され、
芸術がたっぷり詰まっていました。
お城の中は写真NGで残せないのが残念・・・。

天井いっぱいに描かれた中世の絵画や、
アジア風の床タイル。
カーテンの織物も金の糸が使われ豪華で、
外から見た印象とはまるで大違い。
趣味のための人工の洞窟までも造られ、
観劇のための美しい舞台装置もありました。

 
世間から逃れて生活していたというルートヴィッヒ。
孤立した生活は外から見ると、
さっき私が感じたように、
もの悲しく見えたのかもしれません。

しかし中は、自分の好きなように造られ、
趣味に楽しんでいたように私には見えました。

外から見た孤独な姿と、
中の生活の満足感。
なんだか、独身で趣味を追いかけている自分と
重なるところがある気がして、これが
ここへ惹かれた理由のようにも思えました。

 
深く心に留めて約1時間の見学が終了・・・

fu 053s

下山して街の方へと向かいます。

fu 074s

フュッセンの可愛い町並みを歩き、
可愛い時計屋さんや、雑貨屋さん、
お菓子やさんに洋服屋さんを見物。
最後にお水とお菓子を購入して、
列車でミュンヘン中央駅へと向かいました。

 
今夜はここから2度目の夜行列車で、
いよいよ最終目的地イタリア入り。

余った時間を近くのデパートで過ごしていたら、
危うく閉店時間を過ぎ
閉じ込められそうになりましたが、
なんとか野生の勘で無事脱出!

ちょっとばかりの冒険で焦ったので、
その後はおとなしく駅で待機しました。

fu 091s

出発30分前。
プラットホームで行き先を確認し、

fu 089s

乗車する車両をホームの掲示板で確認。

間もなく入ってきた列車へGo。

fu 094s

これに乗ってしまえば
朝にはイタリア。
そしてセリエA1観戦!!

フランス、ドイツときていよいよイタリア、旅も後半戦に突入です。

12へつづく・・・

投稿者:

フランス・ドイツ・イタリア・3ヶ国バレー観戦の旅10~フュッセンへ

バレー観戦後はいつも思います。
私はこのために生きているんだと。

ストライキや、足の痛みに襲われ、
落ち込むこともあったのも事実。
ですが、観戦が終わると全て忘れて、
どこまででも追いかけて行きたくなるんです。
こんな足でも、どんな過酷な道でも・・・

そして不思議なことに、痛めていた膝も、
少し曲げられるようになっていてびっくり。
なぜ?
バレーにはそんな力もあるのか・・・??

・・・

翌朝はベルリンからフュッセンという街へ長距離列車移動。
7:54の列車に乗って6時間、
Augsburgという駅で乗り換え、
さらに2時間の列車の旅。
ドイツ内をまっすぐ南下します。

 
ベルリン駅の自販機で、
チケットを購入するのももう完璧!

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大分、馴染んできたかな?と、
調子に乗って駅員さんにチケットを見せ、
どこのシートでも座って大丈夫ですか?と尋ねると、
あなたの言っていることがわからない・・・と言われて落胆。
んー、まだまだ馴染むには程遠いようです。

2年前に来た時に調べた記憶だと、
指定席はシートの上の表示に区間が記され、
それ以外は自由に座って良かったはず。
周りの人も自由に選んで座っている様子なので、
問題ないだろうと、
残り少ない空席を探し、
学生さんの隣に座らせてもらいました。

ベルリン出発時、満席だった車内が、
6時間が過ぎるとこんな具合。

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がらーん・・・
ほぼ貸切状態となっていました。

 
6時間の長旅は、
定刻通りに乗り換えのAugsburgに到着。

ここで休憩をかね、ちょっとつまみ食いをすることに。

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駅構内にあるお惣菜のお店で、
美味しそうなソーセージをいただきまーす!

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バジルのような香草が入ったソーセージ。
これにケチャップやマスタードを
好きなだけかけて食べるのですが、
これがまた感動的な味!!!

ソーセージは期待通りの美味しさで、
これだけでももう十分感動なのですが、
これに適当にかけたマスタードらしきものが、
絶妙なハーモニーを醸し出しているのです♪

マスタード嫌いな私でも食べられる
酸味と甘みが強いドレッシングのような味。
写真の奥、マヨネーズとケチャップに挟まれた
茶色の物体がそれです。
これ、スゴイ!ホント、止まらない!!

お腹が空いていたこともあるかもしれませんが、
この組み合わせは、ここ最近の旅の最高のヒットでした。
これが1.7ユーロ。
直感で選んだ割には、最高のチョイスでした。

 
ホームへ戻り、残り2時間の旅。
可愛い列車に目を奪われつつ・・・

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お隣の列車に乗車。
日本にもあるボックスタイプの
オーソドックスな作りで、
ほとんど乗客もなく優雅な車窓の旅・・・
と思いきや、すぐそばの席から
日本人の声がしてきました。

ご夫婦で旅をされている老夫婦のよう。
恐らく話の内容から、
行き先も同じところのようでした。

列車は田舎町を走り続けると、
どんどん山の方へ入ってゆきます。
緑の割合が広がり、空もよく見えます。

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ここまで来ると、目的地はもうそろそろ・・・
癒される風景を眺めていると、
パステル調の建物が見ててきて、
間もなく目的地フュッセンへと到着しました。

 
ここフュッセンはリゾート地で、
有名な観光スポットもあり、
国内のみならず世界各国から、
旅行者が訪れる場所です。

駅前は観光地らしく、
色鮮やかな建物や、
お人形ハウスにありそうな可愛い家ばかりが
立ち並んでします。

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しかし一軒や二軒だけでなく、
全てそういうオシャレな家ばかりで、
まるでおとぎの国に迷い込んだみたい。

そんな家々を興味津々に眺めながら、
山のふもとを目指して歩きました。

本当に有り難いことに、
ここへきて足の調子いい!
ゆっくりじゃないと歩けず、
頻繁に休憩しないと無理だったのに、
連続して普通に歩けるようになっているから不思議です。

空気も澄んでいて、
体中隅々まで酸素が行き渡り、
心もカラダも元気になった感じ。

歩いているだけで笑顔になり、
そして行きかう人々も同じように笑顔で微笑みかけてくれるし、
気持ちがよく過ごせる素敵な街フュッセン。

歩き始めて30分。
程よく散歩を終え、
本日の宿泊場所へ到着しました。

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山小屋風のホテル「バルトマン」(笑)
1階のレストランにはおじさんたちが集まってトランプをしていたり、
ご夫婦が語り合っていたり、
皆それぞれの時間を過ごしています。

美味しいスープにサラダと

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オムレツをいただきながら、

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私もそんな一員になった気分。

都会の旅から一転、
初のリゾート地への旅。
こういうところに一人というのも、
なかなか乙なものです。

観戦の旅の合間のひととき、
緊張し続けた心と体を、
開放するのにはちょうどよい大自然の癒しでした。

11へつづく・・・

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フランス・ドイツ・イタリア・3ヶ国バレー観戦の旅9~ベルリン・バレー観戦

体育館のある広い公園の敷地内では、
お昼を食べた露店の立ち並ぶエリアがあったり、
ストリートパフォーマンスが行われているエリアがあったり、
試合の来場者以外でも混み合っていました。

公園内全体がイベント仕様になっている中、
体育館の前でも何やら、
イベントが行われた形跡・・・

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ピエロの姿を見かけたので、
もしかしたら何かステージで
パフォーマンスをやっていたのかもしれません。
隣にはバレーコートも設営されており、
社会人チームや学生チームの対戦も
行われていました。

チケット売り場は体育館に併設され、
わかりやすく料金も表示。
希望のブロックを言って購入できるようで、
いくつかの席種がありました。
(プレーオフ期間は全席、
レギューラーラウンドの価格より
数ユーロほど値上げされていました。)

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購入したのは15ユーロの自由席。
見やすい席だと18ユーロのもあるよう。
HPでも事前に購入が可能で、
日本で購入しようとしましたが、
言葉の壁とネット操作の壁で、
決済まで行き着くことができず・・・
結局、当日券頼みになったのでした。
(窓口の列がさほど長くなかったところをみると、
事前に購入して来ている人も多かったのかもしれません。)

 
チケットを手にしたら、直ぐに会場へ!
入口で荷物チェックを受け、
扉を入るとまずは左手に、
グッズ売り場がお目見えです。

Tシャツやマフラー、マスコットのトラのぬいぐるみ、
選手のサイン入りカードもあります。
せっかくなので友達のお土産に50セントで、
ポストカードを購入することに。
手にした現物をよく見ると、
サインが印刷ではなく、
手書きだったことが驚きでした。

そのまま席へと移動しようとするも、
どうしても視界に入ってくるのが飲食ブース。
観客席を360度囲むように、
お店が10店舗ほど並んでいます。

サンドイッチやスナック菓子にスイーツ。
もちろんドイツ名物プレッツェルも!
コーヒーは本格ドリップっぽいし、
ビールもガンガン注がれて美味しそう!!
(お酒嫌いないのにそう見えるってスゴイ・・・)
既に40分前、
選手がウォーミングアップを始めているのにも関わらず、
こちらが気になって店舗を全て見て回りました。

席に向かうとシート上に、
20cmほどのサイリューム(化学発光の照明器具)と
ジャバラにしてハリセンのように使う厚紙が設置。
厚紙は韓国、ポーランド、フランス・・・
と見てきたけど、サイリュームは初めてです。
どうやって使うんだろ・・・
コンサートと違って試合中、暗くするわけにもいかないし。
???

不思議に思いながらも、
気になるコート内の選手に集中。
すっかり忘れてしまったころに、
その謎は解けました。

 
選手が着替えにコートを離れたあと、
アウェーのチーム「TVブール」が拍手の中、再入場。
次はホーム、ベルリンだな・・・
と待ち構えていると、
なぜか会場の照明が落とされ真っ暗に。

え?なに?
何が始まるの??
青いレーザー光線でコートが照らされ、
音楽もぐっと盛り上がったのと同時に、
私の心臓の鼓動も一気にUP!!
そしてこのあとの光景に衝撃!!!

なんと、観客たちは各自手元にもっていた
赤い蛍光色のサイリュームの棒を、
どんどんコート内へ投げ込んでいます。
あっという間にコートが真っ赤!!

光と音と歓声で、
会場のテンションが最大に高まったところへ
背番号順に呼び込まれてゆくベルリン選手。
ひとりひとり名前が呼ばれたかと思うと、
そこでもまた予想外の展開。
なんと、名前をコールされると同時に、
入口に設置されたアーチから
炎が上がり、煙が上がるではないですか!!

うひゃー!
こんな演出、日本のワールドカップ以上だー!!

サイリュームで照らされたコート内に走り込んでくる選手は
さっきまでコートで練習していた姿と違って、
スーパースターのオーラ全開。
勢いよく走り込み、
トラのキャラクターと格好良くハイタッチ。
中には恥ずかしそうに、
している選手も数名ほどいましたが・・・
それはまた可愛らしかったり・・・
こんな豪華な演出にすっかり乗せられ、
観戦歴6年、リーグ観戦史上
最大のテンションで選手を迎え入れました。

 
それにしても前回、
ドレスデンの会場で見たときは、
質素な体育館でイベント性もなく、
とってもシンプルだったのに
同じドイツリーグでも大違い・・・
ドイツの、いや、ベルリンの力の入れ具合が伺えます。
相当お金かけてるんだろうなぁ・・・なんて。

まぁ、選手の名前を見ても
獲得にお金をかけているのが分かります。
ドイツ代表歴のあるクロムだけでなく、
オーストラリアのキャロル、
アメリカのショージ、
セルビアのリシナツという具合ですから。

そう、実はこのメンバー構成こそ、
私のバレー観戦魂を動かした要因です。

欧州チャンピオンズリーグを
たまたまネットで見ていたときに
この意外なメンバー構成に惹かれました。
しかもなかなかバランスがよい!と。

もうひとつの強豪、
フリードリヒスハーフェンも
イタリアのパドヴァでやっていたシメオノフや
セルビアの若手セッター、ヨボビッチがいて、
見ごたえがありそうだったのですが、
スケジュールの関係でベルリンを選択。

でも、ベルリンへ来てよかった!!
2008年のOQT以降、キャロルは代表で見られなくなり、
またクロムもここ最近代表では見られなくなりましたが
しっかり現役で活躍していました。

 
そんな試合は圧倒的にベルリン優勢。
1、2セットは全く危なげなく進んで行きました。

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キャロルは相変わらず豪快なパワーで打ち抜けるし、
クロムはホントに冷静な判断の元、
確実なプレー。
もうひとりのウィングも
本数は少ないけれど、正確。
それをショージがいいバランスで
使い分けています。
トスだけじゃなくて、
臨機応変なフォローも素晴らしい。
そこに、成長著しいリシナツが、
またいい仕事をするんです!
素早いブロックが頼もしくて、
見てて本当に面白いチーム。

fu 023s

相手チームはどうしてもレセプションが悪く、
ミスも重ねてしまい、残念な流れに。
それでも第3セットは粘りましたが、
あと一歩及ばずでした。
チーム構成も然ることながら、
ベルリンのチームワークも魅力の一つ。
第一セット序盤、8点目を決め、
テクニカルタイムアウトに入るところ、
走り込んできたキャロルに、
リシナツがヒップアタック。
2人の仲の良さがよく見えた一幕です。

また第2セットにはリシナツが、
苦し紛れにキックで拾い、
そこから繋げた攻撃でセットポイントを獲得。
コートを移動する際に、
メンバーはみんなでキックのことを
笑いながら讃えているようでした。

素晴らしいを技術持った選手と、
そこから生まれるチームワーク。
どうやら私はそこに心を揺さぶられる傾向にあるよう。

ストレート勝利後、
MVPを獲得したショージが
選手全員に囲まれ、
一芸を要求されたときも、
みんなでしゃがんで嬉しそうに見物。
流れる60年代の名曲「サーフィンUSA」に合わせ
照れながら披露するサーフィンジェスチャーに、
喜んで加わっていく選手もいました。
試合後にもそんな仲の良さげな様子が見られ、
なんだか心が和むのでした。

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華やかなイベントが終わると、
コートあっという間に静かに・・・
選手もそれぞれ自分の世界に浸るか、
もしくは知り合いと談笑。
揉まれるほどのファン対応はここでは皆無でした。

 
という訳で、念願の観戦終了!
いやぁ、それにしてもドイツのバレーが
まさかこんなにイベント仕立てにしているとは驚き!
プレーオフだから??
通常ではないから??

でも、あのサイリュームの投げ込みの慣れ方を見ると、
頻繁にやっているように見えたなぁ・・・
ドイツバレーやるなぁ。

予想もしなかった意外な一面。
これを知ったことで、ますます、
ドイツバレーに興味津々。
次はフリードリヒスハーフェンも見てみたい・・・
新たな目標ができました!

10へつづく・・・