投稿者:

フランス・ドイツ・イタリア・3ヶ国バレー観戦の旅20(最終回)~帰国

マチェラータで迎える朝、
これがイタリア最後の朝の風景です。

fu 003s

遠くに見える山々が優しく包み込んでいるようで
穏やかな気持ちになります。
全てを成し遂げた達成感・幸福感でいっぱい・・・
改めて、今、無事にここにいることに感謝です。

あとは飛行機に乗って帰国するだけ・・・

とはいえ、
昨日の列車のストライキは大丈夫なのか、
とっても心配なところです。

ホテルをチェックアウトし、
大荷物も持ってマチェラータ駅へ行くと
真っ先に案内画面を確認。

fu 008s

うん、STOPの文字は無い!
遅延は僅かにあっても、それは想定内!
16:50出発便までに問題なく、
ボローニャ空港へ到着できそうだと、
安心して乗車しました。

 
マチェラータからチビタノーバ駅を経由して
ボローニャ駅まで約4時間。
往路トラブルのあったチビタノーバも
もう懐かしい思い出の場所になっています。

奇しくもここが、来年からLubeのホームになるそう。
ということは、また訪れることもある・・・かな!?
きっと、ここは縁がある場所で、
引き止められてしまったのだろうと
良い思い出に解釈しておきました。

 
ボローニャ駅からはバスで30分ほど。
遅延もなく、待ち時間もなく、渋滞もなく・・・
往路とは違ってスムーズ過ぎる復路。
少しくらいトラブルがあってもいいのに・・・
なんて、上手く行き過ぎる旅に
物足りなさを感じる余裕まで出てきた自分にびっくりです。
我ながら、随分成長したものですな(笑)。

お陰さまで、14:00前、
離陸3時間前に空港へ到着しました。

fu 011s

 
帰りはミュンヘン経由。
ルフトハンザ航空の共同運行便、
見たことのない航空会社の機材で出発。

fu 013s

機内はガラガラで、
指定の番号があったのにも関わらず、
好きなところへどうぞ、と案内されました。

サービスのチョコレートムースが
濃厚で美味しく、
客室乗務員さんも明るくて優しくて、
なかなか好印象な会社。
どうしても寂しくなる復路ですが、
まだまだ旅気分、ウキウキしながら、
機内のひと時を過ごすことができました。

 
・・・と、1時間半のフライトを終え
何事もなく、全く無傷でミュンヘン到着。
これで日本行きの飛行機が墜落、もしくは
ハイジャックされない限り、
無事の帰国は確実でしょう。
もう、心配は無用、安心安心!

不安が全て取り除かれ
機内は旅のラストスパート、
毎度お馴染みの映画と機内食を
楽しむのでした。

fu 015s

今回もメニューは和食。
ANAの機内食はハズレがないので、
繊細な質を問われる和食を
選びたくなってしまいます。
ホントは帰国ギリギリまで
海外を味わっておきたいんだけど・・・
なんて、妙なこだわりもあったりしますが、
ここは和食で。
もちろん選んで正解!の味でした。

続いてはお決まり映画タイム。
今回は新作3本です。
・8月の家族たち
・ジャッジ
・永遠の0

時間を惜しんでガッツリ見るつもりが
睡魔に襲われ僅か3本に・・・
しかも、うつらうつらして記憶が曖昧。
その分、ぼーっとした無意識の頭の中では、
この2週間の旅の思い出を振り返り、
ひとり思い出上映会を楽しんでいました。

 

2週間前の羽田空港で
ストライキによる欠航を告げられて、
いくつものトラブルを経験した今回。

ホントに呪われてるんじゃないか、
日頃の行いが悪過ぎるんじゃないかと、
一人勝手に落ち込んだりもしました。

ですが、乗り継ぎ便が欠航になり、
地上ルートに変更してパリへ無事辿り着いたら、
オシャレなホテルで、優しくて温かい素敵な奥様が
過去最高のおもてなしで待っててくださり、
すぐに旅の楽しさを味わうことができました。

急遽、試合会場の変更を知らされ、それに伴い、
ルートの確保とホテルの再ブッキングを強いられた時、
ネットが不自由な状況で、検索にも手間取り、
気になって寝付けない日もありましたが、
楽しむときは楽しむ!と、
割り切ることを覚えました。

会場へのルートの助け舟を出してくれた友人と
電話でやり取りするのも
英語力のない私には大きなチャレンジ。
それでも不器用ながら、必死に伝えると、
意思はちゃんと通じました。

歩き過ぎて、右足が曲げられなくなり、
引きずりながら、休憩を取りながら、
それでも歩き回ったディズニーランド、ベルリン市内。
不自由な体とうまく付き合いながら、
やりたいことに突き進んでいたら、
ミッキーと仲間たちの素敵な魔法にかけてもらえ、
ベルリン選手のチーム愛に心打たれ、
最後には痛みを忘れるほどの
充実感で満たされていました。

列車のトラブルで行き詰まっても、
一つ一つ落ち着いて、
自分にできることをやっていったらクリアできたし、
面と向かって、
中国人差別の言葉を投げられても、
冷静に日本人としての姿勢を
貫き通すことができるようになりました。

もしかしたら、
これまで経験してこなかったことを
ここで経験できたのは、
旅の上級者として認められた証拠かもしれません。
こんなことがあってもまだ、旅を続けるのか?
と、試されていたのかも・・・!?
なんて。

怯む瞬間がなかったといえば嘘になります。
何故こんなことまでして
旅をしているんだろう、
お金も掛かるし、仕事も落ち着かないし、
もうこれで海外観戦は、
終わりにしてもいいんじゃないか、
そう思ったことが何度も・・・。

だけどやっぱり、会場で
大興奮の試合を見てしまうと、
そんな苦労なんて全く忘れてしまうのです。
この楽しさがあれば何もいらない!
一生独り身で追いかけたい!!と・・・。

結局、いつもいつもその繰り返し、
最後には観戦したい思いが遥かに優っています。

これが今の私の生きる道なのかな・・・

うとうとしながら、
幸せな思い出も頭の隅に残しながら、
そうつぶやいている私がいました。

 

15:00。
11時間のフライトを終え、
飛行機は羽田空港へと着陸。
2週間の旅の行程を全て完了させ、
日本へ帰ってきました。

何事もなかったような
いつもの羽田空港。
日常の日本の風景を見ながら、
長い夢を見ていたような気分です。

だけど、ふと思い出す、
デセッコとシモンの世界最速クイック。
そして、それを一人で止めたアタナシエビッチ。
蘇る興奮と胸の鼓動は、
夢では味わえないレベルで
現実だったことをしっかり感じてます。

悩みながら、
これでいいのかと考えながら、
生きていくであろう今後。
迷ったときに思い出し、
自分に問いかけたとき
答えを教えてくれるであろうあのワンシーンは
きっと私にとって、掛け替えのないものになるはずです。

数々のトラブルを乗り越えながら
得られたこの旅の思い出こそ、
プライスレスなお土産。
またひとつ形のない財産が増えた気がしました。

 

・・・完・・・

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中