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2014世界選手権観戦の旅(17)~終了そして帰国

終わりました…

8月30日、深夜のネット放送から始まった
私の世界選手権大会。
2次Rからファイナルまで
15日間の現地滞在で、
計13試合を観戦することができました。

いやぁ、バレーにまみれた2週間。
実に幸せな日々でした!

あとは、無事に帰国するのみ…

ポーランドの優勝から一夜明け、
まだ、余韻の残るカトヴィツェをあとにし、
ワルシャワへ向かいました。

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と思ったら、最後の最後にトラブル発生!
乗りたかった列車が
70分遅れになっていて大幅な時間ロス。
お陰でワルシャワへ到着し、
ホテルにチェックインするころには
すっかり日も沈みかけていました。

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荷物を置いたら急いで、
お土産調達に
駅隣接のショッピングモールへ。

スーパーで買い物したり、
すっかりお気に入りとなった
靴屋さんを物色したり、
合間にスイーツタイムも。

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残り僅かなポーランドでの時間、
やりたいことをやり尽くし
刻々と迫るタイムリミットの中で
最大限に楽しみました。

 
翌朝…

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遂に帰国の途へ。

ワルシャワ中央駅まで友人が見送ってくれ、
一足先に空港へ向かいます。

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そう、友人とは航空会社が別なので、
この先は別行動、
ここでまた一人旅に戻りました。

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空港でチェックインを済ませ、
保安検査場をくぐり抜けたら、
ドーハ行きのカタール航空の便に搭乗。

どうやら完全燃焼したようで、
体から魂が抜けてしまったようでした。
そんな自分に気付くことなく、
機内ではぼんやり…。

そう、この時の私はまだ、
ワルシャワ空港で
大きなミスを犯してしまっていたことに
全く気がついていなかったのです。

何も知らないまま、
飛行機はぐんぐん、
ワルシャワから遠ざかっていくのでした。

(17)へつづく…

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2014世界選手権観戦の旅(16)~決勝戦

2014年9月21日(日)20:00。
運命の時がやってきました。
世界選手権4連覇のかかったブラジルに
開催国ポーランドが挑む決勝戦。

ホームの会場の後押しは、
チームをどこまで高いところに
引き上げられるのか…

あー、それを会場で見届けられれば。。。

そう、実はここへきて、
決勝戦のチケットを手に入れることができず、
会場の中へ入ることはできなかったのです。

思えば半年前のチケット発売の日、
のんきにドイツの街を歩いている場合ではなかった…
まさか15分で完売するとは思わず、
1時間後、安定した環境のホテルでネットをつなげ、
購入しようとした時には既にOUT。
頼みの綱だった友人も、
カード決算ができなかったようで、
それでもなんとか、3位決定戦、
セミファイナルのチケットを手に入れ、
満足するしかなかったのでした。

現地に行けばダフ屋もいるだろう…
しかしそんな考えは誰しも持っていたようで、
会場前には「チケット譲ってください!」の
紙を手に訴える人が多数。
諦めて、会場前のモニターで
待機する人も大勢。

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キャパシティが少ないこともあって、
決勝戦を近くで応援したいという人々は
通行止めをした道路にまで
溢れかえっていました。

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そんな決勝戦の時、私たちは同じように
イタリアから駆けつけた友人たちとディナー。
彼らもイタリアチームのファイナル進出を信じ、
事前にこのポーランド行きを計画。
が、肝心のチームは早いうちに敗退…
セルビア、イタリア、
お互いに残念な決勝となったのでした。

彼らとホテルの最上階のバーで待ち合わせ、
オープニングを観戦。
3人のバーの店員さんは国歌斉唱の際、
マフラーを手に堂々と歌っておりました。

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そのまま私たちはイタリア人と
イタリア料理店でディナー。
談笑しながらも時折、スコアを確認し、
試合の行方を追っていきました。

それにしても、TV放映しているお店には
お客さんが集っているのに、
TV放送がないこのお店はガランとしています。
しかし、店員さんも展開は気になるようで、
料理を持ってくる度に
今、何対何ですよ!と報告してくれました。

 
食事を終えると再びバーへ。
スコアを負いながら
嬉しそうにガッツポーズをする
ホテルのレセプションのお姉さんを横目に、
最上階へ上がります。

試合は第4セット、
2-1でポーランドがリードがしている様子。
が、ブラジルはここで粘らないわけがない!
このままブラジルのリードで進んでいくんだろうなぁ…
そんな予感を抱きながら、
画面にかぶりつき見ていると、
20点を越えてから、
ブラジルのミスが連続して出てくるではないですか!
ブラジルのブラジルらしくないミス、
これはかなり追い込まれている!?

もしやもしや、本当に
奇跡が起こるかもしれない…
大勢の国民が見守る中、
試合は遂に
ポーランドのマッチポイントを迎えました。

ブラジルのミスからか、
ここへきて安定感を感じるポーランド、
レセプションがしっかり返り、
それがザグムニのトスとなって
ヴラズリーへ上がります。
そのスパイクはためらいなく
ブラジルコートへと一直線に突き刺さり、
その瞬間、周囲から大歓声が上がりました。

わぁおーーーーーっ!!
勝ったーーーっ!!!

抱き合い喜び合うポーランド選手たち。

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と、窓の外から聞こえてくる音に反応してみると、
なんと、盛大な花火が!!

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うひゃー、こんな演出を用意していたなんて
ポーランド国民、流石です!!

こんなにドラマティックな結末、
まさか本当に現実に起こるなんて
思っていませんでした。

すごい、スゴすぎる!!

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ロンドン五輪前のWLで
金メダルに輝いたポーランドでしたが、
以降はなかなか成績が思わしくなく、
今季のWLでも特に著しい変化は
見られなかったようでしたが、
この世界選手権で大爆発!

そこには単に技術だけではない、
メンタルの支え、そう地元開催の利が
大きく関わっていることは、
認めざるを得ない事実でしょう。

バレーは技術だけでは足りず、
そこに個人のメンタル、
さらにはチームワークが必要になる…
技術面に乏しい私が
こんなに熱くなれるのは、
こういう部分があるからなのだと思います。

改めて、バレーの面白さを感じた世界選手権。
会場には入れなかったけれど、
バレーファンとしてここで
この感動を味わえたことは、
何ものにも代え難い財産となりました。

(16)へつづく…