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ポーランド・イタリア・トルコリーグ観戦の旅(13)~Perugia vs Latina[2]

奪われ続けるセットを見ながら
やっぱり思ってしまいました・・・
身体能力の高いデセッコだけど、
Perugiaには合っていないんじゃないかと。

技術も何も分かっていない私だから、
ぼんやりとした意見しか言えませんが、
昨年、1シーズン時間をかけて、
作り上げてきたパオルッチの方が、
Perugiaとしてチームを
機能させられるんじゃないかと、
どうしても思ってしまうのです。

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そんな願いが通じ、
デセッコからパオルッチに
交代するシーンもありました。
ブエビッチにアレックスに
ブッティにジョッヴィ、
このメンバーが輪になり、
喜び合った時のあの空気感、
やはり昨シーズンのように
喜びと安心感を与えてくれました。

このメンバーが私は好きかも・・・
現実を受け止められず、
前を見ることができなくなり、
つい、過去の栄光に浸ってしまう悪い癖。

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それでも点数に繋がらなければ、
チームとして「正しい」方向ではないのでしょう。
第4セット、監督グルビッチが選んだのは
デセッコ。
このセットは彼のみで戦いました。

だけど、この時初めて見えてきたんです。
デセッコにしかできないトス、
それに応じる進化したアレックスのスパイクを・・・。

 
背水の陣で迎えた第4セット、
一進一退の攻防で、
手に汗握る展開が続きました。

上手くいかない自分のプレーに
激を飛ばすほど熱くなっているアレックス。
審判の判定に意見し、
イエローカードをもらいながらも
自分のやるべきことから
逃げず戦い続けた末
これまで調子が上がらなかったのが
嘘のように覚醒し、
恐ろしい決定力を見せ始めました。

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ここぞという時だけだったのが、
上げれば決まるだけに、
上げまくるデセッコ。
そんなに上げてたら、
バレバレでしょう・・・
ドシャットされてしまうでしょう・・・

と思うもこれが止められない!
怖いくらいに決まる!!
そして、その中で出てきた、
高速バックアタック!!!

うわぁー、
これこそこの2人にしかできないもの!
久しぶりにゾクゾクするものを目にし、
気が付けば興奮のあまり、
真っ赤になるほど手のひらを叩いていました。

 
ノリにノったアレックスは
このあともサービスエースで貢献。

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久しぶりに見た気がします・・・
この頼もしさ!

余裕が出てきたようで、
接戦の中でも
ネット越しに相手チームと微笑み
会話するシーンが。
彼が調子に乗っている時に見せる
客席にクラップを要求する動作も、
もちろん健在。

これで良い流れを引き寄せ、
2-2。
第5セットへと繋ぎました。

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再び反撃に出るLatina。
しかし、ノリにノったペルージャは
簡単に応じません。
僅かなリードでじりじりと進め、
遂に15点目をGET!
・・・と思われたその時、
Latinaの底力にやられてなんとデュースに。

こういうときって、大体、
やられてしまうパターン。
これが今季のPerugiaだよな・・・
弱気になりながらも、
どこか、覚醒したペルージャパワーを
簡単に見放すことができず、
不思議と信じ続ける気持ちが存在。

きっと客席の多くが、
この日の勝利に確信を持っていたはず・・・

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そしてその願いは見事に通じ、
16-14で第5セットを手にしたのです!

勝利の喜びはもちろん、
この先のチームの明るい未来を
見せてくれた気がし、
とてもとても満足のいく観戦でした。
ですが、
最後の最後に見たあの光景、
それが何よりもこの試合の中で
印象的なものとして残りました。

それは、、、

審判に抗議し、
イエローカードをもらったアレックス。
試合後、両サイドの審判のもとへ進み
何をするのかと思えば、
自らすすんで熱い抱擁!!
そして審判と微笑みながら
言葉を交わしています。

見逃してしまいそうな一瞬のことでしたが、
ここにスポーツマンの真髄を見せてもらい、
スポーツとはこういうものなのだと、
彼に教えられた気がしました。

こんなに純粋に
バレーと向き合っているアレックス、
この日38得点という
驚異的な数字を出したように、
常識を超える
彼のプレーはもちろん、
端々に見せる個性が、
私のバレー観戦の原点を
いつも教えてくれます。

絵に描いたような
理想的選手に出会えたことに
運命を感じた夜・・・
この興奮がずっとずーっと
続いて欲しいと思いました。

(14)へつづく・・・

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