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SerieA1 PlayOff観戦の旅(13)~Perugia vs Trento/4.28

第一セット。
今日のデセッコは
なかなか良さそう!

というのも、
初っ端のサーブもミスなく
相手を苦しめています。
トスよりも、こういうところで
調子を伺う今日この頃・・・

狙われるフロムのレセプションも安定。
アレックスにやはりトスは
多く上がりませんが、
全体的にバランスよく
試合が流れている印象です。

といってもトレントのミスで、
救われている部分も多く、
これが続くとは思えないわけで・・・。

中盤22-14、
大差をつけて余裕なペルージャの前に、
とうとうモンスターが
目覚めました。

恐れていたカジースキのサーブ、
ここへ来てなんと、
3連続エース!!

分かっていても拾えないもどかしさ・・・
これはもう、悔しいというより
あっぱれ!!

これで流れを掴んだトレントは
ジワジワと2点差まで詰め寄り
23-21まで追い上げました。

やばい!
このままでは前回のように
やられてしまう・・・

しかし、今回はホーム。
弱気な気持ちは大きな声援で排除することができます。
この声援がきっと
選手に届くはず・・・

願いは通じ、25-22で
逃げ切りることに成功しました。

DSCF7224a

続く2セット目・・・

反撃に出たトレント。
さすがに1セット目のようなミスも少なく、
先を走ります。
2点、3点と差は開き
追いかけるペルージャ。

あー、追いつけないまま
逃げられるな・・・

なんて思っている場合ではありません!
ここはホーム会場。
誰ひとりとして
負けると思っていない!
・・・というくらい
応援に熱が入る
サポーター&観客たち。

すると・・・
20点目間際で出ました、
アレックスのサービスエース。
続くフロムのサーブも見事エースに。
待ってましたー、ペルージャの波~!

集中力の高まったペルージャは
ここからトレントに迫り
さらなるブティのエースで
逆転に成功!

なんとかデュースに持ち込んだペルージャ。
デュースとなれば、
デセッコが頼るのはもちろん、
この人でしょう。

そこからは神がかった
アレックスの連続スパイク。
魔術師ぶりをここで一気に発揮し、
2セット目を奪い取ることに
成功したのです。

なかなか見られることが
なくなってしまったこの姿・・・
だからこそ、
この姿は強く目に焼き付き
胸を打たれるものがありました。

DSCF7222s

集中力を使い果たしたのか、
気持ちが切れてしまったような
第3セット。

正直、私たち観客も、
第2セットに力を注ぎ過ぎて、
気持ちが続かなかったのは事実。
私自身、観戦を始めて、
こんなに反動で疲れがきた応援は初めてでした。

中盤、大幅な点差がついたところで
フロムとブエビッチ、デセッコから
マルオッティ、サンダー、パオルッチに交代。
たとえ点数が離れていても、
彼らの気持ちは前を向いていました。

でもやはり決定力には欠け・・・
トレントにどんどん
引き離されます。

ジガドヴォのトスは
ギリギリまでどこに上がるか
分からないし、
ここへきてジュリッチの凄さも
感じ始めました。

なるほど、やはり
期待される選手だけのことはあります。
頼もしいスパイクを
いくつも目の当たりにしました。

そのまま劇的な展開のないまま
ペルージャは、12-25で
トレントへあっさりセットを渡し・・・

DSCF7226a

そして、迎えた第4セット。

いい具合に第3セットで気が抜け、
再度集中力が高まったようで
序盤からペルージャはよい走りです。

ランザはミスが目立ち、
ビラレッリには活躍の場が見られないトレント。
対して今日のペルージャは
チーム力が伺え、
全体が良い仕事をしています。

特に感激したブエビッチのトス。
ラリーになり、乱れたところから
トスを託されたブエビッチは
アレックスに向かって上げると見せかけ
バックトスでフロムに。

これには完全にトレントは
巻かれてしまい、ノーマーク。

デセッコもラリーからの
アタックを見せてくれたり
アレックスの脚ディグがあったり、
本来の役目ではないところでも
旨い活躍が見られます。

チーム力でつなげるペルージャ。
その力は完全にトレントを引き離し
とうとう25-18でセットをゲット!

DSCF7227a

やりましたーーーーっ!
道を繋げましたーーーー!!

コートに駆け寄るペルージャ選手たち。
彼らを見てるだけで、
もう、笑顔が止まりません。
そしてこれを見ている観客たちも
みんなみんな同じ気持ち、
幸せが顔いっぱいに表われています。

DSCF7236a

選手同士の喜びのハグも
いやぁ、美しい!!

DSCF7232a

この空間にいられて
ホントに幸せ・・・
何度も言いますが、
私にとってこれが最高の瞬間。

あぁ、来てよかった。
何度も思いました。
先の見えない旅、
だけど、だからこそ、
道が創られた時の喜びは大きく、
こんなにも大きな感動をもらえます。

3-1で試合を制したペルージャは
これでセミファイナルの
勝率を1対1とし、
3日後のトレントでの第3戦目に
決着が持ち越されることになったのです。

試合後インタビューを受けるアレックス。

DSCF7243a

いつの間にか流暢なイタリア語を
話せるようになっています。
年に一度メディアから
人気選手に送られる賞をもらったり、
すっかりイタリアで、
人気を獲得している彼。
もう、ペルージャには、
いえ、セリエには、
なくてはならない存在です。

「一人の選手にはまらずに、
バレー全体を見ていきたい・・・」
そう思いながら
沢山の選手に興味を持ち
見てきた海外バレー、
だけどもう、
完全に抑えられなくなってしまっている
気持ちに気づくのでした。

(14)へつづく・・・

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