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2017WLファイナル6観戦ブラジルの旅12~大会を終えて

これで2017年のワールドリーグが
終わりました…

気が付けば冷静に
試合を観戦できるファン目線を失い、
ただただセルビアマニアの目線で、
観戦することになってしまいました。
もう少し客観的に
見られると思っていたけれど、
駄目だった…(笑)。

でも仕方ない…
この冬、このセルビア代表メンバー
個々のクラブチームの試合を
実際に見に行って、
それぞれの活躍を間近で見、
そこから受け取れるバレー魂を
感じてしまったから、
もう、思い入れが強過ぎて、
押さえることができませんでした。
いいバレーが見たいというより
ただただ彼らの喜ぶ顔が見たいと
その一心。

だから一勝もできず
笑顔を見られなかった今回、
悲しいかな
来なきゃよかった…と思ってしまったのも
正直なところでした。

寒さにさらされ風邪をも患い、
食事があまり食べられなかったり
夜中の咳に苦しんだり、
会場でもぐったりしてしまったり…
航空券ダブルで買って来たのに
何だったんだろ…
なんて、マイナス思考のオンパレードで
後悔する瞬間もありました。
でも、終わってみれば、
いろいろな新しい経験ができたり
彼らの苦しさもここで一緒に
味わうことができた。
その苦しさは辛かったけれど、
観戦するのに必要なメンタルを
鍛えてもらった気がします。

それに、ここでしか学べなかった
友人の姿に、感銘を受けまくり。

日本人ながらブラジルでの生活が長く
ブラジル人のようにおおらかで
明るい彼女。
持ち前のコミュニケーション力を
発揮させ、
出会うブラジル人たちとの
一つ一つの出会いを最大限に
楽しんでいました。
ただ道を聞いただけの人、
お店の店員さん、
レストランのウェイターさん、
ホテルの宿泊客、
常に会話を広げて笑ってる。
人見知りの私には衝撃的で
とても新鮮な旅でした。

そしてこの旅を通じ、
彼女に聞かせてもらった話には
沢山の学びがありました。

そのうちの一つ、
こんな旅のエピソード。

以前、友人が
ブラジル人の友人と4人で
チリに行った時のこと。
満員のバスの中、
彼女が胸の前に下げていた
貴重品類の入った大切なバッグが、
気が付いたらなくなっていたそうです。
そこにはパスポートにわずかな現金、
クレジットカードが入っていたそう。
他に被害に遭った友人はおらず、
彼女は旅の途中、
クレジットカードを止め
パスポートを再発行に行き、
なんとか旅を続けられたと話してくれました。

びっくりしたのはそのあとの彼女の言葉。
「私、友達に言ったのよ、
被害に遭ったのが私でよかったわね!って。
だって、みんなはクレジットカードじゃなく
大金を持ち歩いていたから
無くなったら大変だったでしょ。
カードはすぐに止められ
使われてはなかったし
日本のパスポートは翌日には
すぐ発行されたし、
何の問題もなかった。
他の3人じゃなくて私でよかった!」

そこには嫌味とか
ひねくれた思いは全くなく
素直に喜ぶ気持ちだけ。
旅の途中、自分が嫌な目に遭っても
友人が無事ならと
喜ぶことができるこの心の広さ…
落ち込んでテンション下がっても
おかしくないときに
こんな風に切り替え
私にできる!?

これを聞いたとき、
今回これを聞けただけでも
ここに来た価値がある!と思いました。
そして彼女のように
私もこんな風に器の大きな人間を目指そうと
心から思いました。
何があっても自分を失わず
周囲のことも思いやれる
たくましい人間になりたい…

そんな理想を
ここにリアルな像として
感じられたことはお金では買えない学び!

これはきっとこの先の旅、
いや、人生においても、
自分をポジティブに
引き上げてくれ、
楽しむ余裕を与えてくれると
確信したのです。

友達というにはおこがましいかもしれないけれど、
人生の大大大先輩だけど、
一緒に旅をできたことに感謝!
ホントに何もかもありがとうございます!!

そんな感謝の思いの詰まった
ブラジル旅…

実はこれで終わりじゃないんです。
ここからはお礼参りの旅~!

試合の翌日、友人と分かれ、
私は一人マリンガを目指しました。

13へつづく…

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