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2017EuroVolley観戦ポーランドの旅18~ファイナル

3位決定戦の後、すぐに始まった決勝戦。

燃え尽きた私の意識は
異次元の世界をさまよい、
白熱の試合を目の前にしながら
呆然としていました。

後になって見返してみたら、これ、
なんと面白い試合だったことか!

ロシアを相手に堂々と
自分たちのバレーを展開できるドイツに
引き込まれていき、
ロシアに勝って欲しかった…
と心底思った程でした。

セミファイナルでは
セルビアの敵だったから
冷静に見れなかったけれど、
あの身長でカリベルダはホントによく
戦っているなと思いました。
ピアチェンツァにいた時に
この選手はいいプレーをするなーと見ていて、
ペルージャに来てからは
いい攻撃の場面よりも
イケてない守備が目立ってしまって、
ルーベに行ってからも
なかなか活躍の場がなく…
でも、ナショナルでは
しっかり自分の居場所を
確立させていたカリベルダ。
最後に見せたサービスエースが
彼の現状態を物語っていたような気がします。
与えられた責任感を背負いながら、
チームを支え、支えられ
精神までもしっかり安定しているように見え、
ピタッとチームにハマった
カリベルダを見られて
嬉しく思いました。

フロムも男になった!(笑)というか、
貫録を感じるようなパフォーマンスも見られて
嬉しかった!
ポイントポイントだけじゃなく
フルで戦える選手になって
一皮むけた感じ。

もちろんグロゼルも衰え知らず、
決定力が半端ない!
オポとしてあれだけの責任を果たせるのは
そうそういるもんじゃない!と思うのでした。

でもそれもカンパのセットアップが
あってこそ。
ポーランドリーグの
ヤストシェンビエでも
見ていて引き込まれてきて
ここでもついつい応援してしまい…
そんな個々の
お気に入りのピースが揃ったドイツが
ロシアを相手に大幅リードする場面もあって
大興奮でした。

優勝してもおかしくなかったドイツ。
でもやっぱり持っていったロシア。

凄いのは若手サイドのヴォルコフでした。
あの若さでのオールラウンダーぶりには
ホントに脱帽するほどで
今後、ロシアを
引っ張っていきそうな予感大。

ミハイロフには波が見え、
最後までホントに勝敗が
分からなかったけれど、
でも、最後は乱れなかった…
ベテランだけでなく若手も育ち
ロシア時代は簡単には
終わらないと感じるのでした。

でも、もしかして、
グロゼルが足をひねらなかったら
ロシアやられてたんじゃないかな?
なんて…(笑)。

まぁ、それは結果論。
でも、ロシアは途中、
怒りをあらわにして
ペットボトルを床に投げつけたり、
ちょっと選手として
あるまじき行為を見ることになり、
優勝を素直に喜べない私がいました。

でも、これが今目の前に
繰り広げられている現実。

フクザツな思いで
ロシア選手たちの喜ぶ姿を見ていました。

19へつづく…

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2017EuroVolley観戦ポーランドの旅15~セミファイナルSRB-GER

9月2日セミファイナル

今大会負けなしで
とんとん拍子に上ってきたセルビア。

1/4ファイナルで
ブルガリアに快勝したイメージが
まだ残っていたからか、
今回もドイツ相手に、
問題なく勝てるものと
疑いなく思っていました。

前半はホントに私の思い描いた通り。
1セット目の最後は
苦しめられましたが、
それでもデュースで勝ち取れたことで、
強さは健在だと証明されたもの。

2セット目を獲得し、
これはあっさりと3セット目も獲れる…
そう確信していました。

しかし、ドイツの監督はジャーニ。
前回スロヴェニアを準優勝させた
あの敏腕監督が
この2,3セットのロングブレイクで
選手を覚醒させるのです。

ドイツは目立つ選手といえば
ロシアリーグでエースを張っていた
グロゼルくらいでしょうか…
それでも、フロムやカリベルダ、
カンパと、
イタリア、ポーランドの強豪チームで
活躍してきただけあって、
これが上手く機能すると
想像以上の力を発揮します。

友人曰く、カンパは相当
勝負運を持っていると…

それを後から聞かされることになるのですが、
この時はその恐ろしさを知らず、
彼の運に味方されたサーブで
セルビアを引き離していく姿に
ただただ驚くのみ。

悔しいとか悲しいとかいう感情が
追いつかないくらい、
驚きで呆然とするだけでした。

でも、ここで踏ん張れるようになったセルビア!

第3、第4セットを獲られても、
最後には勝てる!
ここでも私は確信していたのです。

だから、、、最後、
ドイツに15点目が入った瞬間も、
今目の前で見せられたものが、
現実ではなく
幻覚にしか思えなかったのです。

目の前の選手たちの表情を
全く受け入れることができませんでした。

これは夢だ、これは幻覚だ、
何かの間違いだ…

判定が下って、
ノーカウントになるに違いない…

しかし、そのまま
どんどん流れてゆく時間。

その場に立ち尽くし
今大会初の黒星の幻覚から覚めるのを
ただただ待っていました。

16へつづく…

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2017欧州3ヶ月の旅5~ベルリン対レソビア

パリの次はドイツのベルリン。
早速旅開始1週目にして
2ヶ国目突入です。

パリのオルリー空港から
飛び立ったエアベルリンでは
搭乗の際にハート形のチョコの
サービスがありました♪
あぁ、今日はバレンタインデーだった…
そんなことで気が付く
女子力のなさ…反省。。。

到着し市内のホステルで待ち合わせた
友人とともに
欧州チャンピオンズリーグ
ベルリン対レソビアの観戦へ。

ドイツ一、バレーボールが盛り上がることで
有名なベルリンは、
入場の際の荷物チェックが
尋常じゃないのは、
すでに経験しており了承済み。
1年前の五輪欧州予選では
ペットボトルだけでなく
一眼レフカメラもNG。
しかし、それはまだ序の口だったと
ここへきて気付きます。
今回は特にテロが懸念させるだけに
荷物の中身の内容云々ではなく、
なんとバック自体を
持ち込むことができないと
いうではないですかー!

えーっ、そこまでする!?
嘆きながら周りを見ると
あらあら、みんな手ぶら…

いやいや、これって結構大変よ!
貴重品や携帯電話、
その他もろもろ
持ち込みたいものあるし…。

でも、、、
時代が時代、仕方ありません。
バレーを楽しむためですもんね!
指示通り、体育館横の
荷物預かり所で数ユーロ支払って預け、
ポケットに貴重品を押し込んで
手ぶらで入場しました。

ベルリン、レソビアのプールBは
LUBEもいて、なかなかの激戦区。
どこもファイナル出場候補なのに、
ここで潰し合わせるなんて
残念過ぎる…

点数的には厳しいレソビア。
それ故にどうしても気持ちが
そちらへ傾いていました。

レソビアが成績を上げられない原因は
シュミットの怪我が
大きく影響しているよう。
もちろんショップスも
頑張っているけれど…
その中でイボビッチは
一年のロシア経験を経て、
ワールドリーグでMVPを獲得し、
すっかりレソビアの得点源。
セルビアファンの私は
ホントに嬉しい限り!!
が、、、
この日はちょっと
苦戦を強いられていました。

相手のベルリンは
キャロルやクロム
お馴染みのメンバーに加え、
今季からオコリッチが在籍。
セルビアファンとしては、
もちろん、彼の活躍にも
期待を寄せています。

本当だったらここに
二コラ・コバチェビッチも
いたんだけどな。。。
彼はシーズン途中で
イランへと移籍してしまったようで、
今回は残念ながら
ここで見ることができませんでした。

スタメンで出場したキャロルに代わって
途中から出場したテル・マット。
ネット観戦で見た時の
彼の決定力に心奪われていた私は
ついに来たー!と興奮。
しかし、、、
今回はちょっと調子が上がらない?
期待が高かっただけに、あの時のような
勢いがみられなかったのが
ちょっと残念でした。

レソビアの
2セット取られてからの巻き返し。
ここにプロの意地を感じます。
さすがは粘り強い
ポーランドチーム!

お隣の国ということもあって、
観客席にはちゃんとお馴染みの
赤白軍団の姿も見えました。

2セット取られ、
2セット奪い返し、
試合はフルセットへ突入。

第5セット、
ホームの利を生かしたベルリンが、
見事勝利!

落ち込むレソビア。
2位になれず、
3位でも点数の低さ故、
ファイナル12への出場が
危ぶまれます。
終わってもベンチから
動こうとしないレソビアの選手たち。

彼らの賭けてきたきた思いを
改めてここで目の当たりにし、
胸が痛くなるのでした。

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地球半周バレー観戦の旅28~Düren vs Perugia

会場へは試合開始
1時間半前に到着。
チケット売り場らしきところで
うろうろしていると、
同じようにうろうろしている
おじさんに
発売は1時間前だよーと
教えてもらい一緒にうろうろ。

と、遠くから黒い長身の団体が
歩いてくるのを発見。
おー!
ペルージャの
選手たちではないですか!!
バスから降りて会場へ向かう
選手たち。
道路を「Woo―!!」と言いながら
1人テンション高く渡る
アレックスの姿がそこに。

あはは…
やっぱり少年らしさは
まだ失われていなかった(笑)。
彼にはいつまでも
永遠の少年でいてほしい…
そう願うのでした。

デューレンのチケットは
国内リーグとCEV CUPでは
価格が違うようで
今回は14ユーロ。
ちょっとお高めのようです。

でも、自由に席を選べるし、
1時間前の開場ですぐに入ると
センター最前列を確保できる。
なかなか良い場所です。

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早めに入ったので、
お手洗い等、準備を整えておこう、
と事前にトイレに向かうと、
ペルージャからやってきたと思われる
女の子2人がそこにいました。

サポーターのTシャツを
着ている2人、
イタリアからわざわざ
ドイツに来たのか~と思うと、
なんだか親しみが湧いてきて
気が付いたら声をかけていた私。

イタリアから来たの?
私もペルージャを応援しに
日本から来たの!
そういいながら
バックからペルージャグッズを見せます。

そうなんだ!
と笑顔になる2人。
そのまま席へと戻ると
彼女たちはわざわざ私のところへきて
よかったら一緒に応援しない?と
サポーターエリアに誘ってくれました。

一瞬悩むも、
せっかくいい席を確保でき
ここで応援したかったので、
ここで見たいと返答。
そしたら試合後、
選手と写真を撮ってあげるよ。
その時にね!と。

おーっ、
なんて優しい子たちなんだ!!
その心遣いにじーん。

昨シーズンのセミファイナル
トレントとの試合を追いかけた際、
ペルージのャファンとチームの
深いつながりを見ていただけに、
いつかその感覚を味わってみたいと
密かに願っていた私…
ここでその女の子だちと
知り合えたことを
運命に感じました。

そんな幕開けで始まった
ペルージャとデューレンの試合。

デューレンのセッターは
中国人で、
アジア人としては
彼の動きも気になるところ。

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スタメンで堂々と
選手を操る姿を見ていると、
昨季モンツァにいた
中国人選手の使い方とは全然違い、
明らかに戦力として
チームに貢献していることが分かります。

そっか、こんな風に
ヨーロッパで活躍する
アジア選手もいるんだな…
そう思うと自然と
応援したい気持ちになりました。

とはいえ、やはり
ペルージャを裏切るわけにはいきません!

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今季初の生観戦、
アレックスの不調や
レセプション問題もあり、
なかなか苦戦している
今季のペルージャですが、
CEV CUPでは
余裕の試合運びです。

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かといって油断していると
13番のGevert Sebastianの
強烈なサーブにやられまくり…
恐ろしい破壊力で
エース6本を許してしまう
残念なペルージャ。

ドイツのベルリンや
フリードリッヒスハーフェンは
言わずと知れた強豪で
世界から良い選手が集まり
ヨーロッパでもCLで
良い成績を残しています。
だけどそのすぐ下に位置する
デューレンも
カナダやアメリカ、チリなど
各国から選手が集まっており、
上手く機能すると、
いい戦いになり
セットを取られてしまいます。

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2番カナダのルディは
選手に声をかけたり
熱さが伝わってきて
心動かされるところも。

しかし、1セットは取れても
それで力尽きたデューレン。
第4セットは15-25と大差を与え、
ペルージャに勝利を譲てしまったのでした。

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お蔭で快勝の
ご機嫌なペルージャ選手。
周囲にはサポーターも集まり、
楽しいひと時を
過ごしている模様。

そうだ、私も行かなきゃ!
女の子との約束を思い出し、
彼女たちを探して合流。

そこではサポーターと選手が
写真を撮ったり
おしゃべりしたり、
終始笑いが絶えません。
何を話しているかは
全く分かりませんが、
楽しげでアットホームな空間が
そこには広がり、
私もひっそりと
その一員になりすましてみました。

29へつづく…

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地球半周バレー観戦の旅26~再びベルリンへ…そしてミス発覚

1月19日(火)
そう…今日は19日…。
この日付に何の疑いも持たず
ベルリンに再び戻ってきた私。

ベルリンリサイクリングバレーと
ベルゴリエ・ベルゴロドの試合を
観たくて、
わざわざ日本でチケットを
ネット購入までして。

そして知ることになるのです。
大きなミスを犯していたことに…。

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そんなこともつゆ知らず、
夕方の観戦を楽しみに
早々ホステルをチェックアウト。

荷物はバスターミナルの
コインロッカーに預け、
身軽でベルリンの町を散策。

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澄み切った青空がキレイで、
先週も撮ったタワーを
またも撮影。

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んー、青空バックは映えます!

今回は友人たちに頼まれた
ベルリングッズを探し回り、
ついでに大型ショッピングモールを
見物して回りました。

日本との違いを発見した
子供服売り場。
見て~!
豪華なお姫様ドレスが
こんなにも種類豊富に並んでいます!!

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オーソドックスな
シンデレラや白雪姫はもちろん、
今はやりのアナやエルサのドレスも。
そして悪役っぽい
シックなデザインのもあり、
自分が着てみたくなるほど(笑)。

ちなみにお値段は5000円前後。
この質でこの値段は、
かなりリーズナブル!
姪っ子がいたら
絶対買っていました。

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別のモールに移動し、
お腹が空いたので
フードコートで昼食TIME。

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2年前の記憶がよみがえり
見ると食べたくなる
ドイツのソーセージ。
でも、あの時ドイツ鉄道駅で買った
安いホットドックの美味さには
とても叶いません。
あー、もう一度あれが食べたい!!

と、ここでゆったりした時間の中、
今夜の観戦のチケットを再確認。
チケット控えを取り出し
時間と場所と…
一応間違ってるはずはないけど
日付もチェック。

用紙に目を通すとそこには
「20日」の文字。
20日…

ん?今日は?

19日…。

え?

慌てて携帯の日付を確認。
表示されているのは
やはり「19日」。
そして気付くのです。
観戦が明日だということに。

ガーン・・・・・・・・

やってしまった…
試合日程だけは
絶対間違うまいと
何度もチェックして、
カレンダーに真っ先に
記入していたはずなのに…

あー、ムセルスキーとイボビッチ、
観たかったよー。
キャロルとクロムと
ジョージ弟も観たかったー。

予定変更して明日見るか?
いやいや、明日は明日で
譲れない試合がある・・・

頭の中でぐるぐる
コンピューターを働かせ
そして出した答えは…

予定通り今夜、
夜行バスで次の街へ出発。

そして…

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観戦予定だった夕方、
余った時間はここ
ベルリン旧博物館で過ごしました。

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チャンピオンズリーグの試合とは
種類も楽しみ方も全く違うけど、
これはこれで、
ベルリンならではの楽しみ方。

古代ギリシャの美術品の
隅々まで見ていたら、
あっという間に
フルセット分の時間が流れていました。

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博物館を出てからは
旅行者の見方
スターバックスへ。

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携帯の充電でき
WiFI環境が整い、
美味しいコーヒーで休憩でもできる!
時間を調整したら、
22時、バスターミナルへ。

ここで人生2度目となる
海外夜行バスを体験するのです。

事前に予約しプリントアウトした
チケットを手に、
乗り場で待機。
周りを見ると…
若い男性ばかり。
しかもヨーロッパ系ではない、
多国籍な人たち。
中東、アジア、韓国っぽい人もいます。

なんだかちょっと
アブナイ匂いが…
まぁ、列車だと1万円くらいするところ
3000円弱で、
しかも宿代浮きますから、
お金が有り余っている人は
絶対に乗らない
治安が良いとは言い切れない環境。

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貴重品には最大限に気を配り、
そして唯一の女性、
韓国カップルの席の通路挟んで
隣を陣取り、
安心を確保しました。

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27へつづく…

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地球半周バレー観戦の旅12~欧州五輪予選決勝戦

1月5日から始まった
6日連続の観戦も
これで最後。

決勝戦、ロシア対フランス。
これで五輪出場1か国が
決定します。

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ロシアといえば
ブラジルに次ぐ
世界ランク2位の強豪国で
前回の五輪金メダル国。
2012、13年辺りは
全タイトル制覇する勢いで、
ロシアの黄金時代が
続くものだと思いましたが
昨年の世界選手権辺りから
絶不調に見舞われ、
もしや五輪出場権も
危ういのでは…と囁かれたりも。
しかし、アレクノ名監督の就任で、
ぐんぐん調子を上げながら
ついにこの舞台まで来ました。

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一方、フランスは…
昨年2014年の世界選手権で、
第一ラウンドから勢いを見せ、
快進撃を続けていましたが、
最後に失速し4位と
惜しくもメダルを逃します。
が、それ以降、
ワールドリーグに欧州選手権と、
堂々の金メダル獲得。
明らかに今、フランスが
世界のトップであることを
物語っています。

個々の技術はもちろん、
チームワーク抜群、
そして発想力の豊かさ。
フランスのバレーを見ていると
常識を覆し変えていく
そんな新しい力を感じるのです。

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ビデオ判定を待つ間、
コート内の選手たちだけでなく、
控えの選手たちも
円陣を組む姿も新鮮。

そんなフランスが
新たな歴史を作り出す
その瞬間が迫っていると
思っていました。

ところが…

これまでの
自由自在なパフォーマンスが
封じ込められてしまったように
動けないフランス。

今季は決勝の舞台も
何度も経験してきて、
さすがにこういう場面でも、
自怖気づくことなく、
分たちのパフォーマンスを
発揮できる「強豪」だと思っていました。

なのに、ここで見ているフランスは
今までのフランスとは
全然違う…
こんな弱さを持っていたことに
正直驚きでした。

それに引き替え、
ロシアの修正力にはびっくり。
ここ最近ミハイロフ=不調
のイメージだったのが
ここではそんな方程式は
成り立たなかった…。
今までの不調は
なんだったんだー!
と叫びたいくらい。

しかもロシアは選手層が厚い!
第一をセットフランスに
奪われてからの修正で
今まで出場機会が殆どなかった
選手を起用するも、
これが功を奏する活躍。

采配がいいのか、
期待に応える選手が素晴らしいのか…
家庭の事情で
ムセルスキーが代表辞退し
出場権獲得は厳しい
なんて思っていたことが
恥ずかしい。
やっぱりロシアは
ロシアなんだな、
強豪なんだなと、
思わずにはいられませんでした。

アスリートなら誰もが憧れる
五輪の舞台、
その出場権をかけた戦いは、
きっと他の大会とはまた
違った圧力がかかっているのでしょう。
そこで本気を出せるのが
本当の実力。

この2チームを見ていると、
中学生が楽しみながら
どんどん実力をつけ、
大人とも張り合える力を付けながらも、
重要な場面では決して
若者の好きなようにはさせない
実力を見せつける大学生の図を想像。
今までは好き勝手にやらせてきたけど、
本当の実力があるのは
どっちかな…?
ロシアからは
そんな声が聞こえるようでした。

真剣勝負の最中、
会場の画面ではこんな
ユニークなお客さんの姿。

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「MR COOL」というタイトルで
カメラマンが勝手に映したお客さんが
期待以上のノリでダンス。

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しまいには上半身裸になり、
さらにはズボンも脱ごうとして、
周囲に止められていました。

こんな風に、お馴染みの
「KISS CAM」でも、
映し出されたカップルや夫婦
ほぼ100%がキスを披露。
いろんな場面で
カメラマンに映されることに
喜んで応じる欧州バレーファン。

何度も言いますが
こんな雰囲気が私は大好き!
6日間ホントに楽しい空間に
いられたことに満足でした。

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試合後は表彰式。
といっても表彰台などはなく、
ロシアにチケットの贈呈。

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ブラジルからサンバダンサーも
駆けつけていました。

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正面の映像がこちら。

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いつもの大会と違って
個人賞がないのは
ちょっと物足りないですが、
喜ぶロシアを見ながら、
この瞬間に立ち会えたことの
大きさを実感。
そして、セルビアが五輪を
逃してしまったことの切なさも再来。

どんなチームにも
いろんなドラマがある。
セルビアはもちろん、
ドイツだって、ポーランドだって、
五輪にかける思いを考えると、
全員に出場権を
あげたくなります。

だけど選ばれたものだけしか
出場できない場所、
だから価値がある。

改めて五輪の大きさを
実感した予選6日間でした。

13へつづく…

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地球半周バレー観戦の旅11~欧州五輪予選ファイナル

1月10日(日)
五輪予選最終日です。

今日は開始時間が
13:30と早いので、
会場付近で皆揃ってランチ。
シュニッツェルという
ドイツのお肉料理に
舌鼓を打ちました。

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手前のでっかいお肉が
シュニッツェル。
お肉をたたいて薄く延ばし
衣をつけて焼いたもの。
この下にマッシュポテトが
ぎっしり敷かれていて、
いやぁ、食べ応え半端ない!

ソースもクリーミーで美味しく、
胃袋の大きさが足りないのが
悔やまれました。

ここで、ようやく
ドイツらしい料理を
食べることに成功(笑)!
観戦してると、
なかなかゆっくり
食事ができないのが現状です。
それに長旅貧乏旅、
毎回レストランには
行ってられないのも
正直なところ…

でも一回くらいは
その土地のものを
食べるというのが、
私の間で恒例に
なっているのでした。

会場付近ということで、
サポーターや
ベルリンバレーの選手も
ちらほら見受けられる店内。

ついついゆっくり
くつろいでしまいそうになり、
会場に入るとすぐに
試合開始です。

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まずは三位決定戦、
ドイツ対ポーランド。
一昨日の消化試合と
カードは同じでも
全く違う緊張感。

もちろんどちらもガチメンで、
ドイツはあんなに良かった
控え選手を使うことがなく…

一昨日の興奮が冷めない私は、
密かに交代を期待しましたが、
最後までスタメンで
貫き通すドイツでした。

第1、3セットドイツ、
第2セットポーランド。

ドイツに逃げ切って欲しい、
ぜひ3位になって
日本の最終予選に
来てほしい!
そう強く願っていたのですが、
デュースの末、
4セット目を手に入れたポーランド。

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なんてこった…
と思う一方、
こんなに熱心に
観戦している自分を
ふと客観的に感じ、
なんだか嬉しくなり…

セルビアがいないのに、
こんなに入り込んでしまうとは
自分でも予想外(笑)。
今、ここで、真剣勝負を
この目で見られていることに
大満足!

最後には結果じゃないんだ!
と、言い聞かせていると、
ドイツ応援の気持ちに
隙を作っってしまったようで、
私の願いは叶わず、
16-14でポーランドに勝利を
奪われてしまったのでした。

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目の前に広がる
天国と地獄の図。

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歓喜に沸く赤白軍団と、
動かない黒い集団。

でも、ドイツがここまで
いい戦いをするとは
思わなかったな…
世界選手権の銅メダルを
まぐれ、ラッキーと言われていたけど、
いや、実力も伴っています。

グロゼルはやっぱり
大物だ…
そしてフロムのサーブは
本当に脅威だった…
カリベルダもドイツには
なくてはならない
スパイカーなんだな。

フロムとカリベルダ
彼らの活躍を今度は
ペルージャで見られることを
期待するのでした。

3位になったことで、
最終予選の切符を手に入れた
ポーランドは会場を周って
ファンサービスのハイタッチ。

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きっと日本での最終予選で
出場権を獲ることでしょう。

さー、残すところはあと
決勝戦のみ!
ロシアとフランスの戦い!!

予想通りにフランスが勝つか、
はたまた世界ランク通りに
ロシアが打ち負かすか…

ヨーロッパバレーが
混戦状態になっている現状。
ここでさらにわからなくなる
試合運びを見ることになりました。

11へつづく…