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2017/18欧州11ヶ国+ブラジル観戦旅65~ベウハトゥフへ

せっかく帰国までに空き時間があるなら
やっぱり行くしかない!

ウッチ駅道路を挟んだ向かいのバス停から
バスに乗り込んで…

約1時間のバス旅。

田舎道を走ってたどり着いたのは
そう、ベウハトゥフ。
ちょっと早めについたので
カフェでお茶をして時間を潰し…

お馴染みの体育館へとやってきました。

というわけで、アンコールは
スクラの練習見学。
最後の最後、やっぱりバレーを
見納めておきたくてここへやってきました。

誰もいない体育館の客席…
だけど、途中おじさんが一人
ふらっと入ってきたことで
心細さが少しだけ解消。
静寂の中で練習は始まりました。

一昨日の延長かリシナツは
オポとミドルと兼任でコートに立ち、
起用にこなしていきます。
なるほど、こういう練習も
度々やっていたから
戸惑いなくあのパフォーマンスが
発揮できるのか…

表にはなかなか公表されないこんな
貴重なシーンを見せられると、
より一層コート上のドラマに魅了され
バレー観戦への思いが増していきます。

練習後、チームの方とお話しする機会があり、
バスの時間まで談笑。
長崎出身ということで、なぜだか
原爆について話してくれと言われ
つたない英語で必死に説明。
これまで長崎出身だというと
とても悲しい顔をされてきて、
そこで話は終わることが常だったのに
突っ込んで話をしてくれとは…。

焼け焦がれた人の話
喉が渇いて池の水を飲んだ人の話、
そのまま熱い熱いと
亡くなってしまった人の話…
小学生の時に沢山見せられた原爆写真や
お年寄りから聞いてきた当時のお話が
ここで国際交流に役に立つことに
驚きつつ、
これをちゃんと伝えることが
長崎県人としての務めなのかもしれない…
そう気付かされました。

奇しくも今日、3月11日は
東日本大震災の日。
彼らもそれを知っていて、
そのことについても付け加え、
自分の体験談も話しておきました。

旅の最後のアンコール、
バレーにどっぷり浸るはずが
なんだかちょっと離れてしまって
思い描いたものではなかったけれど…

でも、旅を続けることによって
人との関わりが密になってきたことで
ベクトルも広がってきたという証拠なのかもしれません。

英語もほとんど話せない
人見知りだった私が
旅を重ねながら
ちょっとずつ変わっていったのを
改めて感じつつ、
この先の旅でまた
こういう話を聞かれても
ちゃんと話せる国際人になろう…
帰国を前に旅と現実が重なる瞬間でした。

帰りもバスで1時間
夜10時前にウッチのホテルに到着。

2ヶ月の思い出をすべて
スーツケースに詰め込んで
明日の帰国に備え就寝しました。

2ヶ月の旅の予定、
これですべて終了…
あとは飛行機に乗るだけです。

66へつづく…

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2017/18欧州11ヶ国+ブラジル観戦旅63~カトヴィツェ対スクラ

試合開始1時間直前、
そろそろ開場するよね…!?と思い始めると
ちらほらと観客らしき人が
集まってきました。

みんな表示がなくてここでいいのか
おろおろしています。
よかった、地元のポーランド人も
分かってないらしい。
よし、彼らに混じっていれば、
正しい入り口がきっと分かる。

円形の会場周囲、たくさんある入口の中で
多過ぎず、少な過ぎず
程よく人が集まっている扉の前で
開場を待ちました。

そして試合開始1時間前きっかり、
無事会場入り~!

さすがに国際大会をやるような場所、
箱に対し人数は寂しいものですが、
ちゃんとサポーター陣も集まってて、
予想外にアウェーのスクラグッズを
身にまとっているファンも多く
コートを見つめる観客の目は熱い!

が…
スタメンが呼び込みで私の表情は一転。
見たかったリシナツはコートに呼ばれず
控えであることを知らされるのです。

でも、それはそれでスクラの新しい魅力を
発見できるチャンスかも。
と、変わらずスクラ愛をもって
声援を送り続けます。
しかし、シーソーゲームが続きなかなか
並みを起こせないスクラ…
そこで監督は予想外の作戦に出たのです。

交代の合図が出てコートに入ってきたのはなんと
ウォマチとリシナツ。
交代すべく外へ出たのは
ヴラズウィとヤヌシュ…オポとセッター。
あれ?これって2枚替え!?
ってことはリシナツがオポ!?

そうです、監督はこの旅最後の観戦に
こんな素敵な演出を
施してくれたのです(笑)。

サーブで下がったときに後衛から打つのを
今シーズン度々見てきましたが、
ポジションごと変わったのを見るのは3年ぶり?
いやー、あのころと違って
すっかり堂々としたポーフォーマンス。
あの時はおどおど感があったけど、
落ち着いてるし、見てて頼もしい!
もちろんウォマチの上手い配球もありますが
ブロックに付かれても巧さをみせています。
彼は日々成長しているんだな…
と感銘を受けずにはいられません。

リシナツ、ウォマチが21-20で呼びこまれてからは
カトヴィツェに一点も取られることなく
連続得点で25-20まで。
ドラマでもこんなシナリオ、
わざとらしくて書けません(笑)。

続く第2セットも素晴らしいストーリー展開。

第1セット同様、リシナツ、ウォマチは
控えから始まりシーソーゲームで中盤へ突入。
8-8の場面からカトヴィツェに4連続得点を奪われ
12-8と4点差が開いたところで
2人が呼ばれ快進撃スタート。

じりじり、じりじりと点差を縮めながら
ついに18-18追いつくことに成功。
そしてこのままの流れで逆転…
と行きたいところでしたが
カトヴィツェも対策を講じます。
選手を入れ替えながら
22-22まではシーソーゲーム。

流れが滞ったところで最後は再度2枚替えで
ヴラズウィを戻し、リシナツの役目は終了。
最後はスクラのエースに見せ場を譲って
25-23と、きっちりセットを獲りました。

第3セットはガラッと変わって
いつものスタメンでスタート。
ということでここはリシナツ
いつものミドルです。
最後はやっぱりリシナツらしい
クイック、ブロックを見せてもらわないと
私の旅は終われない。

結果3-0のあっという間の戦いでしたが
私にとってこんなにも
ドラマティックな展開は予想外。
オポの姿もミドルの姿も勝利も見られ
しかもチーム最多得点12ポイントゲット
決定率83%!!
想像を超えたこんなラストが待っていたなんて
夢にも思わなかった…
旅の最後をこの試合で締めくくることができて
もう感無量でした。

常にいい内容の試合を見られるわけじゃないし
苦しい試合もたくさん見て来たからこそ、
感じる喜び。
それを最後に感じさせてくれて
神さまありがとう!!

最後の観戦を終え
いよいよ帰国の途に…

と、その前に、
最後に思い出作りです♪

64へつづく…

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2017/18欧州11ヶ国+ブラジル観戦旅61~ザビエルチェ対ビドゴシュチ

ポーランドはバレー人気が高いといえど、
人気チーム同士でなければプルスリーグも
当日券でチケットは購入可能なはず。

これまでの経験でそう信じて疑わず、
バレー観戦の旅を続けてきましたが
ここでそれが音を立てて崩れていきました。
まさか…完売って…(涙)

ブラジルから大移動を経て、
ここザビエルチェまで来たのに
まさか試合が見られないなんて考えもしなかった…
ショックを隠し切れず
スタッフのお姉さんを前にガックリ。
しかし、すぐさまお姉さんは
この人に相談してみて!と
奥にいる別の女性スタッフのところへと
私を連れて行ってくださり、事情を説明。

すると、悩む間もなく
ついてきて!と中へと案内してくださり
コートサイドの角の席へと
連れて行ってくださいました。

何のためらいもなく
入れて下さったスタッフの方。
よくあることなのか、
それとも明らかに日本人顔で
遠くから来たことを察知し同情したのか、
どちらにしても撃沈したのもつかの間、
このスムーズなやり取りに救われほっと一安心。

さすが心あるポーランド。
日本だったら遠くから来ようが、
外国人だろうが、
入れてくれるなんて絶対ないな…

ポーランドやイタリアでは
チケット完売で入れないところを
日本人=遠くからわざわざ来たという同情で
入れてもらえたという話を
何度か聞いたことがあります。
それに付け込むのは良くないけれど
でもまさかの事態で全部パーになるところを
助けてもらって命拾いした日本人がいることも事実。

心ある対応をしてくれる海外の対応には
ホントに救われることが多く、
だからこそ、海外バレーを見られる感謝も
一入に感じ…
これが国内観戦から遠ざかって
海外観戦に気持ちがいってしまう
ひとつの理由でもあるのでした。

そんな安堵の表情で着席した私に
間髪入れず寄ってきたピエロギ君。

黄色いチューリップを
お王子様風に跪いてプレゼントしてくれました。

あぁ、そうだ今日は国際女性デー。
イタリアではミモザの日?
顔は40代でも小学生ほどの背丈しかない私
一応女性として扱われたことに
ほっとしました(笑)。

と、前置きが長くなりましたが
無事に観戦スタート!
今回の対戦相手はビドゴシュチ。

始まる前からエンド側一帯が
まぶしい黄色で埋め尽くされていて熱い~!
ザビエルチェはバレー人気が高いことが
一目瞭然。
最強と思っていたレソビアのサポーター並み!!

あとで聞いた話、これまでホームのチケットは
すべて完売だったそうで…
この事実、事前に把握しておくべきでした…。

海外3シーズン目となる古賀選手

すっかり海外慣れしていて
溶け込んでいる様子。

年末のオールスター戦では
ファン投票でも選ばれたというから
ポーランドでも愛されているよう。

そういえば、選ばれたのは
サポーターが投票を頑張ってくれたおかげって
言ってたっけ…
この愛溢れる会場の空気を見ると、
それがすぐに納得できました。

サポート力全開のザビエルチェは
この日、チームをストレート勝ちに導き快勝!

気持ちのよい勝利の後は
ホテルでも心地よい眠り。

ベッド横にいただいたチューリップを添えて
おやすみなさい…

62へつづく…

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2017/18欧州11ヶ国+ブラジル観戦旅60~ザビエルチェへ

3月7日 早朝7時
ホテルからパリ・ボーヴェ空港までは徒歩で。

有難いことに歩道はきちんと整備され
20分ちょっとの道のりも
スーツケース片手にスイスイ。

LCC特有、郊外の空港は
大抵、移動しにくいものなのに
徒歩で移動可能なんて!
しかも立派な歩道で導かれているとは!!
どんなガタガタ道でも
乗り切る覚悟でしたが
楽に移動出来たことで
20数分が気持ちの良い朝の散歩になりました。

たどり着いたターミナルには
既に長蛇の列。
あぁ、ここに並ぶしかないのだな…
とライアンエアのカウンター前に整列。

が、前に並んでいる人のうち
違うカウンターへ
案内されている人がいます。
もしかして、ここ以外にも
カウンターがあるのか!?

近づいてきたスタッフさんをすぐさま捕まえ、
チケットを見せると、案の定、
隣のターミナルを案内されました。

徒歩で移動してきたことで
初めに見えた建物に入って
目の前に見えたライアンエアの
カウンターへ飛びついたけど、
奥に別のターミナルもありました。
うーん、ちゃんと冷静に
確認すべきだった…と反省。

さらにそこでビザチェックを受けようとすると
今回は必要ないとのことで無駄足に。
シェンゲン協定国間の移動だったら
いらないんだっけ…?
プリントアウトしたチケットに
必要だって書いてあった気がしたけど
違ってた?
旅の終盤、だんだん確認も大雑把になって
勉強不足がちになるも
それに反比例して
「なんとかなる」という変な自信が
ついてきたことが、
小心者の私にはちょっと
嬉しかったりもするのでした。

ということであとは
搭乗を待つのみとなり
朝ごはんタイム。

フランスの最後の食事はPAULに。

バターたっぷりの大きなプルミエパイと
コーヒー。
やっぱりサクサク感は
期待を裏切りません。
最後に食べられてよかった!

まもなく搭乗時刻になり
この旅、最後の国ポーランドへと飛び立ちました。

窓の外のまぶしい太陽が
旅の最後の国へ向け、
フィナーレを素敵なものに演出してくれている…

と、前向きに捉え
帰国が迫る寂しい気持ちをかき消しながら
まだまだ旅を満喫します。

ポーランドはクラクフ空港に到着し、
ここからカトヴィツへバス移動。
カトヴィツェからは列車で移動し、
試合開始1時間前になんとか
ザビエルチェへたどり着きました。

さて、そのザビエルチェ。
行ってみたら入り口付近が大賑わい。
開場時間過ぎて、
ちょうど流れているところなのか…
にしてもごちゃごちゃしてて
チケット売り場が分からない…

大抵、入口の近くにチケット売り場があり、
そこに当日券を求める人の姿があるはず…
という先入観で周囲をうろうろして探しますが
なかなかそれらしい建物が見つかりません。

これは聞いてみるべし!
とファミリーらしき一軍に聞いてみると
入口で聞いてとのこと。

ごちゃごちゃの群衆に混ざり
なんとかたどり着いた入口。
そこでスタッフのお姉さんに尋ねると
まさかまさかの…

完売

・・・

ここへきて最悪の事態が待っていました。

61へつづく…

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2017/18欧州11ヶ国+ブラジル観戦旅53~ショーモン対スクラ

2月28日
チャンピオンズリーグ
4thラウンド第6戦
ショーモン対スクラ・ベウハトゥフ

購入したチケットの座席が全く分からず
どこに座ったらよいものか悩んでいると
このエリアどこでもいいのよーと
教えてくださったおば様。

そっか、今でこそイタリアも指定席が
定着してきましたが
ポーランド以外はフリーが多いのが現状。
自由席でどこでも座れるこの適当さは
ホントに嬉しい限りです♪
最前列に座ってみると、
見にくいからちょっと上の席にしよう…
なんて調節できるのがホント有難い!

というわけで座って確かめて
ベンチ裏の見やすい席に陣取りました。

スクラ見たさにショーモン戦を
見に来たのですが、
ショーモンのチームにも実は何かと
興味のある選手が在籍。

フランスのオポ、ボワイエがいるし、
セッターはパドヴァで越川選手と一緒だった
ゴンザレス。
そして2013年フランスのトルコワで
目を付けていたLouat。
もちろん、セルビアのミヤイロビッチも
忘れてはいけません。

何気に彼らのパフォーマンスも
興味深い…
といいつつ、応援するのはやっぱりスクラ。

リシナツの勢いあるプレーを堪能したい!!
これが一番の望みです。

が、、、今日はちょっと
調子が良く無さげ。
まぁ、リシナツの攻撃力は折り紙付きなので
そこのマークが厳しくなる分
仕方ないことなのかもしれません。

でも、それを察して
数は多くないけれどうまく上げてくれる
ウォマチに感謝!
調子のいい時は、
チーム内、ミドルで最多得点を挙げるリシナツ。
さすがに今日はそのようにはいきませんが
まずまずの決定力を見せてくれました。

あとで知った話…
風邪をひいて薬も飲んでいたとか。
目には見えない体の不調。
選手にもいろいろあるんだなーと
思わせられました。

その一方、隣の芝生はなんとやら…で
ミヤイロビッチの巧さに目がいってしまいます。

セルビアにこういう技を持った選手がいるなら
代表でプレーしてーーー!
と思ってしまうパフォーマンス続出。
この試合に関しては
ホントにいい活躍を見せてくれました。

ただ、小柄なところが
代表でプレーするのにどうかな?
というところ。
でも使ってみなきゃわからない!
ぜひ今年のナショナルに!!…と願い
見入ってしまいます。
でも、まさか半年後、
ホントにナショナルでプレーするとは…
願いが叶うとはこの時は
全く以って思っていませんでした。

そして対角のLouatも
すっかり頼もしくなってびっくり!
いい選手だなーと漠然と見ていたあの
2013年から5年。
まさかこんなところで遭遇するなんて。
そう、世界のバレーの面白いところは
こういうところもあるのです。

パドヴァ時代に見ていたゴンザレスも
あの頃よりも冷静にセットアップしてて
サーブの威力もパワーアップ。
そんな変化がわかるもの
いろんなチームを見て回る
楽しみでもあります。

それにしても、
フランスの会場、久々でしたが
いやー、客席からのブーイングが半端ない!!
これ、結構バチバチの戦いで
ハラハラもの。

でも、よく見るとコート上の
当の本人たち笑ってたりして
実は仲良さげ!?
そういうところもまた
選手同士のつながりを感じる
微笑ましい光景で楽しくなるのでした。

まぁ、結果フルセットで
ショーモンが勝ったことで一件落着?
スクラもプール2位抜けで
ファイナル12へ進めるし、結果オーライ。

お互いに次のステージへ進める
CL 4thラウンド最終戦。
白熱の長い戦いは
めでたしめでたし…で終わりました。

54へつづく…

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2017/18欧州11ヶ国+ブラジル観戦旅36~トレント対ザクサ

観光の後…
今宵はチャンピオンズリーグ
トレント 対 ザクサ。

ポーランドの強豪ザクサに
今のトレントはどこまで対応できるか…?
国をまたいだ強豪同士の戦いを見られるのが
CLの醍醐味。

スクラ目線でプルスリーグを見てきたので、
ザクサの恐ろしさは
身に染みて分かっていますが
でも、今季は意外と隙がある??
先日のポーランド杯でも優勝を逃してしまったし、
シーズン初めのカップでも
スクラに負けている…

ここは面白い試合になるかも…と期待をもって
トレント目線で勝利を望みました。

ここのところ不調気味だったベットーリ。
ランザをオポにして途中交代させたり、
フルで出ないことも多く、
彼の調子は気になるところ。

しかし、数週間前に見た時から
なんだか吹っ切れたようにスパイクに
迷いは見られなくなっていました。

といっても難しいボールはサイドに回り
ジャネッリが上手くブロックをまいて
打たせていた印象…
それでも決定力を見せたのは
ここ最近からすると
大きな変化のように思えます。

ついにベットーリ復活!

しかし、
トレントの調子が上がっているといっても
ザクサはそれ以上に拾いまくり
対応してくる…
そう簡単にはいかないのでした。

ビエニエクやブシェクは
サーブでも効果的に攻めてきて、
トレントを苦しめてきます。

あぁ、あんなに可愛かったビエニエクが
こんなに頼もしい選手になって…
見た目もすっかり大人の男に変貌し
時の流れを感じます。

ポーランドリーグではミドルながら
MVP獲得数ランキングで上位をマーク。
リシナツを応援する身としては
同じ年代、同じポジションで
勝手にライバル視して注目しているだけに
そんなに頑張らないでいいのよーと
言ってあげたいくらいです(笑)。

試合は取って取られて、
取られて取って…
気が付けば5セット目に突入。

どちらがとってもおかしくない状況の中
トレントは一歩及ばず
勝利を逃す結果に。

はぁ、、、惜しかった…

トレントとアルカスを見に来た友人は
どちらもフル負けの試合に
嘆いておりました。
私が来たから負けた?
と被害妄想まで…

まぁ、私もよく思いがちなことだから
気持ちはホントによく分かります。
そんな一人のファンが
勝敗を左右できるはずがないと
分かってはいるのに
そう思ってしまうのがファンの心理…
勝利の女神になれたら…
どれだけ嬉しいことか。

でも、きっとバレーの神様が
決めた決断だから
彼らには必要な敗北だったのだと
思うことにします。

じゃないと、被害妄想で
勝手に落ち込んでしまうので。

いつからかそう言い聞かせて
自分を納得させ、
無駄なマイナス思考から
逃れることができるようになりました。

37へつづく…

 

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2017/18欧州11ヶ国+ブラジル観戦旅22~スクラ対モスクワ

翌日1月30日はチャンピオンズリーグ
スクラ対モスクワ。
2週間前にモスクワで見たのと逆で
スクラホームでの戦いです。

てっきりホームであるいつもの
ベウハトゥフの体育館で
行われると思っていたのに
国際大会も行われるウッチの会場。

ここは集客できるけど、
遠くて見ずらい…
ファイナル12や6ならともかく、
第4ラウンドはいつもの小さな箱で
いいのでは?と
エンド側の埋まらない会場を見ながら
思わずにはいられませんでした。

前回モスクワに勝利したことで
なんとかF12への道がつながったスクラ、
しかし相変わらず
厳しい状況であることは同じ…
ここも運命を分ける戦いといっても
過言ではありません。
でも、今回はホーム。
しかも2014年の世界選手権で
ポーランドに何度も
逆転の軌跡を起こした会場。
きっと今回も有利な状況を作り出してくれるでしょう。

黄色を身にまとえばもう、
そこにいるだけでサポーター(笑)。
派手な演出や盛り上げるDJや
会場練習がなくても
自然とまとまるポーランドの会場。
試合は予想通り
スクラのリードで進みました。

第1セットを奪うと第2セットは一転
厳しい展開に持ち込まれます。
何かが違う…と思ったら
セッターがウォマチじゃない!
今更気が付く鈍感な私。
うーん、、、これは、、、
流れるようにアタッカーを操る
ウォマチがいないと厳しいかもなぁ。

でも、今季培ってきたチーム力は
そうそう簡単には崩れるものではないことを
ここで思い知ります。
コート内意思の疎通は
上手くいっているように見え、
アタックと見せかけたトスなんかも出たりと
いい意味で「遊び」も見られ、
相手を翻弄できる余裕がみられて驚かされました。

ヴラズウィをはじめ
スパイカー陣の対応力も然り、
スクラの良さがふんだんに出ていて、
ファンとしては見応え十分。

もちろん私のお気に入りのリシナツが
ここでも活躍してご機嫌♪
サーブで崩して流れを引き寄せ、
ブロック、クイックと光ってます。

本人自ら会場を煽るパフォーマンスまで
堂々とやってて、自信が漲っている感じ。

スクラ4年目、
いつしかチームにはなくてはならない存在となり、
ポーランド観客もその存在感を
認知するようになったことが毎年見てきて
この変化に現れています。

彼もきっと、ポーランドファンの愛を
しっかり身に染みて感じているのでしょう。

3-1で決着が着いたのち、
いつになく会場の奥から
周囲をぐるっと周りながら
全てのファンに対応。

それを見ながら胸が熱くなり
見入ってしまった私…
と同時に、もしかして、
ここを離れる日が
近いのか?という予感もしたり…。

主思いにふけっていると、
ふと、隣には可愛いライバル出現で
思わず笑みがこぼれます。
I💛Sreckoとプリントされた
オリジナルのTシャツを着た
幼稚園くらいの可愛い女の子。
おかあさんは、8番のシャツを着て
カティッチにサインを求めています。

ふふふ、これは気が合いそうな親子。

そう思ったのは相手も同じだったようで(笑)、
どちらかともなく微笑み合い
写真を撮り合い、
セルビア好きの思いを共有し、
思い出のひと時になりました。

これもバレーが繋いでくれた縁。
温かい気持ちにしてもらい、
コッパの時とまた違った幸福感を得て、
選手を見送りました。

23へつづく…