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2017EuroVolley観戦ポーランドの旅18~ファイナル

3位決定戦の後、すぐに始まった決勝戦。

燃え尽きた私の意識は
異次元の世界をさまよい、
白熱の試合を目の前にしながら
呆然としていました。

後になって見返してみたら、これ、
なんと面白い試合だったことか!

ロシアを相手に堂々と
自分たちのバレーを展開できるドイツに
引き込まれていき、
ロシアに勝って欲しかった…
と心底思った程でした。

セミファイナルでは
セルビアの敵だったから
冷静に見れなかったけれど、
あの身長でカリベルダはホントによく
戦っているなと思いました。
ピアチェンツァにいた時に
この選手はいいプレーをするなーと見ていて、
ペルージャに来てからは
いい攻撃の場面よりも
イケてない守備が目立ってしまって、
ルーベに行ってからも
なかなか活躍の場がなく…
でも、ナショナルでは
しっかり自分の居場所を
確立させていたカリベルダ。
最後に見せたサービスエースが
彼の現状態を物語っていたような気がします。
与えられた責任感を背負いながら、
チームを支え、支えられ
精神までもしっかり安定しているように見え、
ピタッとチームにハマった
カリベルダを見られて
嬉しく思いました。

フロムも男になった!(笑)というか、
貫録を感じるようなパフォーマンスも見られて
嬉しかった!
ポイントポイントだけじゃなく
フルで戦える選手になって
一皮むけた感じ。

もちろんグロゼルも衰え知らず、
決定力が半端ない!
オポとしてあれだけの責任を果たせるのは
そうそういるもんじゃない!と思うのでした。

でもそれもカンパのセットアップが
あってこそ。
ポーランドリーグの
ヤストシェンビエでも
見ていて引き込まれてきて
ここでもついつい応援してしまい…
そんな個々の
お気に入りのピースが揃ったドイツが
ロシアを相手に大幅リードする場面もあって
大興奮でした。

優勝してもおかしくなかったドイツ。
でもやっぱり持っていったロシア。

凄いのは若手サイドのヴォルコフでした。
あの若さでのオールラウンダーぶりには
ホントに脱帽するほどで
今後、ロシアを
引っ張っていきそうな予感大。

ミハイロフには波が見え、
最後までホントに勝敗が
分からなかったけれど、
でも、最後は乱れなかった…
ベテランだけでなく若手も育ち
ロシア時代は簡単には
終わらないと感じるのでした。

でも、もしかして、
グロゼルが足をひねらなかったら
ロシアやられてたんじゃないかな?
なんて…(笑)。

まぁ、それは結果論。
でも、ロシアは途中、
怒りをあらわにして
ペットボトルを床に投げつけたり、
ちょっと選手として
あるまじき行為を見ることになり、
優勝を素直に喜べない私がいました。

でも、これが今目の前に
繰り広げられている現実。

フクザツな思いで
ロシア選手たちの喜ぶ姿を見ていました。

19へつづく…

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地球半周バレー観戦の旅37~Kazan vs Innsbruck

カザンの体育館、
駅の改札のような入口で
厳重なセキュリティーチェックを
受けて入場。

階段を上がると
ロビーにはもう、
カザンチームの
世界が広がっていました。

まず目につくこの
アーチの入口。

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ここを入ると、
そこはまるで博物館。

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これまで獲得したメダルや
トロフィーが、
等身大ミハイロフとともに
飾られています。

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ロビーの一角には
グッズ売り場も。

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品揃えもこんなに!
ポーランドの人気チームに
匹敵する商品数です。

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チケットもですが、
監督がデザインされた
グッズなんて
あとにも先にも
ココだけではないでしょうか…

別の一角には
フォトコーナーも。

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そしてここにもミハイロフ。
カザンといえば
有名な選手が沢山いますが、
チームとしては
ミハイロフ推しのようです。

真新しい会場、
客席もオシャレな色合いで
エンド側にはステージがあったり、
エンターテイメント性も
レベル高し!

そんな中
選手たちはウォーミングアップを
始めていました。
始まる前によく見かける
サッカー遊び。

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ミハイロフが笑顔で
参加しているのが違和感(笑)。
ナショナルでの
クールなイメージが強いので、
こういう面を見たことがなかった…
こんな少年っぽいところも
持ち合わせているのだと
今更ながら気が付きました。

アンダーソンは監督や
選手とのコミュニケーションが
とても豊富。

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レオンにも積極的に
話しかけていて、
チームをまとめる
影のキャプテンという感じ。
アレクノ監督との信頼関係も
表れていました。

そいうえばスピリドノフの
姿が見えないけど
怪我でもしたのかな?
何かとお騒がせな彼も
ちょっと見ておきたい
ところでした。

そんなカザンと対戦するのは
オーストリアのチーム。
Hypo Tirol INNSBRUCK

ブラジル選手が数名いたり、
エストニア、スロバキア、
スロベニアなど
ヨーロッパの選手も所属。
なかなか斬新な
髪型の選手が多く、
プレーよりもそちらが印象に残っています。

肝心な試合内容は…
まぁ、なにしろ
チャンピオンズリーグ
優勝候補カザンですから、
試合結果は
見えているところがありました。

それでもここへ来たのは
カザンの会場を
一度見ておきたかったから。
そしてその期待は
予想通り、
いや、それ以上のものを
見せてくれたのです。

オープニングの
コートを使った演出、
1試合、300ルーブル
約500円で
こんなことまでしているとは!


数年前のワールドリーグ
ファイナルで見た
オープニングを
思い出させるもの。
さすが自家用ジェットを持った、
お金のあるチームは違います。

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そのまま始まった試合は、
もう予想通りも予想通り、
カザンのストレート勝ち。

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この攻撃のレベルの高さは
何も文句のつけようがありません。
あっという間に決着がついて
トータル71分で終了。
ここまで早く終わるとは
予想以上でした。

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でも、そのあとに
さらに予想外の光景を
目の当たりにすることになるのです。

それは、試合が終わって
帰る時のこと。

ファン対応などすることもなく
素早く控室へと
戻っていく選手たち。
唯一ミハイロフだけ、
インタビューに呼ばれ
対応。
でもそれ以外は
あっという間に
いなくなっていました。

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ファン対応がないのは
ファンとしてはさみしいところ。
技術も高く
素晴らしいエンターテイメントも
用意されてるのに、
観客の入りの少なさや、
盛り上がりに欠けるのは
何とも残念。

そんなことを思いながら
会場を出ると、
併設されたジムに
人影が見えます。
そこにいるのは
水色のユニフォームを着た
背番号9番の選手…
あ!レオンだ!!

なんと、試合後なのに
ランニングマシーンで
走っているではないですか!!

えええーーーっ!?

あっという間に
試合が終わったから
運動量が足りなかった!?

でもあれだけスパイク打って
疲れてないってことは
ないだろうに…

恐るべしキューバ出身レオン。
彼の裏の努力を
ここで知ることになろうとは…

やっぱり一流の選手は
違うな…
カザンの会場では
期待通り…
いや、期待を超える
世界最高峰にふさわしい
沢山のもを
見せてもらいました。

38へつづく…

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地球半周バレー観戦の旅34~モスクワからカザンへ

モスクワでの試合を終え
ロビーに回ると
フォトスポットを発見。

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エンターテイメント性の低い
ロシアの会場、
思わず嬉しくなって
枠だけでもと撮影していました。
すると、
遠くから高校生くらいの
女の子が駆け寄ってきて、
撮ってあげる!と
申し出てくれたのです。
しかもチームのマフラーを
渡され、
ポーズまで指定されるという
サービス付き(笑)。

ディナモのサポーターでもあり、
自身もバレーを
やっているという彼女、
モスクワに
こんな気さくな子がいるなんて、
意外(笑)。
ロシアのイメージが
どんどん上がっていきます。
そしてやはり、
バレー会場に国境はない!
そう確信するのでした。

帰りも徒歩で30分。
行よりは人も少なくて、
若干寒さを感じましたが、
ホテルについて
気温を見たら
-17℃!!!!!

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ひょえーっ!
それでもロシア人、
普通に外を歩いてる。
もう、寒さの基準が
よくわからなくなりました。

 

1月24日
早朝6:00。
ホテルをチェックアウトしたら
ドモジェドヴォ空港へ。
今日はここから
カザンへと飛びます。

今回はS7航空(シベリア航空)で。
ウェブチェックインを済ませ、
カウンター前の発券機で
チケットを発見したいのに
これが異常に難しい…
悪戦苦闘し、
乗客同士、情報交換しながら
こういう角度で
バーコードを読ませたら
いいらしいよ、と伝えあい、
頑張って頑張って、
15分以上かけて
ようやく発券できました。

なかなか出ない
搭乗ゲート番号が
ようやく表示され
セキュリティーを通過しようとしたら
長蛇の列。
うわー、これ間に合う!?

ひやひやしながら
時計とにらめっこ。
ヤバイ、これ、
乗り遅れる可能性大!

保安検査が終わったら
一目散にダッシュ!
廊下は走っちゃいけませんよー
って声が聞こえてきそう…。

それでも構わずダッシュ!
そしてゲートクローズ前、
ギリギリセーフ!!

ふぅ・・・間に合った…

早起きと
このダッシュが効いて、
機内では軽食後、爆睡でした。

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カザンまでは1時間半。
目を覚ますともう着陸寸前。
早いっ!!

到着したらバスで市内へ。
ちょうどお目当てのバス
197番が到着しており、
運転手さんに
降りるべき駅名の書かれた
ノートを見せて、
止まるかどうか確認をし
安心を得て乗り込みました。

乗ったはいいけど、
降りるときが要注意。
地下鉄の駅で降りたかったので、
次はメトロステーション?と
運転手さんに尋ねても、
伝わっているのはか
よくわからない反応。
ロシアは英語が伝わらない…
それは重々承知しているけれど、
でもメトロくらいなら分かると
思うんだけど…

こういう時の頼もしい相棒、
GoogleMap君に確認。
彼曰く、もうちょっと先だと
言っていました。

そっか、早とちっちゃった…
しばし待機。
しばらくして隣の青年が、
次はメトロステーションだよ!と
教えてくれました。

なんて優しい青年。
運転手さんとのやり取りを
見ていてくれたんだな。
しかも爽やかで
若いころのデカプリオみたいじゃないか!

青年は降りた後も、
メトロへと続く階段まで
案内してくれ、
笑顔で去っていきました。

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せっかく教えてもらったけど
駅に行くわけではなく、
分厚い積雪の中に
除雪され作られた歩道を
よいしょよいしょと歩いてホテルへ。

わずか300mの道のりも
立派な冒険…
凍りついてツルツルしてるので
体幹がしっかりしてないと
すってんころりん…いってしまいます。

でも、この雪の輝きわかるでしょうか…

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光に当たって
きらきらしていて、
細かく砕いた宝石が
ちりばめられているような煌めき。

これがロシアの雪か~!

南国生まれの私は
嬉しくて雪道をみると
どんどん歩きたくなります。

ホテルに荷物を置いたら、
カザンの体育館まで
片道40分、往復歩約1時間半
雪道を散歩。

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寒さで芯まで冷え切った体を
久しぶりのバスタブで
じっくり温める、
この日の夜は
久々に日本人の幸せを
味わうことができました。

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35へつづく…

 

 

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地球半周バレー観戦の旅33~Dynamo vs Kuzbass

チケットを購入し
安心して入場すると、
そこからが
迷路の始まりでした…

客席は2階と言われ、
うっかりヨーロッパ式の
2階のつもりで
3階へと上がってしまい
関係者の控室のような場所へ。

違う…ロシアは日本と同じ
階の数え方だった…
それでも2階から客席へと
繋がるルートが分からず、
結局係員さんに
連れて行ってもらう羽目に。
お仕事増やして
申し訳なかった…

そんなこんなで
Dynamo vs Kuzbass
試合開始。

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ディナモといえば昨年から
ザイツェフが所属し
ホルトやグランキンなど
各国代表でも優秀な
受賞歴の多い選手たちが
揃っています。

今季は調子が良いようで
恐らく今日も
余裕の勝利かな…
ストレートで終わるのは
さみしいな…
なんて思っていたら、
どうもエンジンの
かからないディナモ。

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そうさせているのは
クズバスのディフェンスが
恐ろしくいいんです。

これでもか、これでもか、と
打ちまくるディナモのスパイクを
あれもこれも拾ってしまう。
穴がない!!

サイドアウトって、
こんなにも取れないもの?
グランキンが手を変え品を変え、
偏りなくセットアップするも
さすがクズバス、
今季強豪Kazanに
勝利しただけのことはあります。

現代表クラスの選手は
いなくても
こんなにも
良いプレーをする選手が
ロシアにはいるのか…
やはりロシアリーグは
現代のバレーの最高峰だと
実感します。

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スタメンだったザイツェフは、
3セット途中で交代。
イタリアでは不動のエースでも、
ここで振るわなければ
コートの外へ。

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じーっとコートを見つめる
ザイツェフ。

コートの中では
ゴリラ顔負けの
雄叫びを見せるも、
控えに回ると謙虚さが
溢れています。
こんな姿を見るのは
初めてでした。

タイムアウト中には
チームメイトを労い、
セット間には進んで
ボール配りをし、
コートチェンジの際には
隅に置かれていた
忘れされれた
誰かのジャージを
戻ってきて運ぶ…

イタリアで見ていた
「俺様」風のイメージは
ここで崩れていきます。

1年前はスタメンから
外れていたザイツェフ。
イタリアにいたら
引く手数多で、
こんな経験を
することもなかったのに
敢えてこの環境を選んだ。
やっぱり上を目指す人は
違うな…。

興味はあるけど、
好きな選手と
いうわけではなかった
ザイツェフですが、
こんな場面を見せられると、
自然と応援していました。

クズバス、
ディフェンスも凄いけど、
セッターの挑戦的な態度も
なかなか凄い。
ちょっとやり過ぎじゃないかな…
と思ってしまう2番キャプテン、
35歳のマカロフ。

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点数を取った後、
喜びを見せたあとの
審判の反応が
とっても気になりました。

試合は
クズバスが2セット取ってから
ディナモが2セットを取り返し、
第5セットへ突入。
まさかのフルセットです。

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展開も気にしつつ、
私が気になったのは
ディナモのジャージ。

背中に描かれているのは
赤の広場の時計台!?
なかなか斬新なデザインです。

斬新なのは
セット間のパフォーマンスも。

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サックスの演奏をしながら
踊るロシア美女。
演奏って
あんまり見たことないような…
でも、どうも
エアサックスっぽく
(実際には演奏していないように)
見えました。

試合に戻って…最終セット。
ここはディナモがようやく底力を
見せつけて、
クズバスのレセプションを
崩し15-12。
セットカウント3-2で勝利しました。

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若い学生さんたちで構成された
ディナモの応援団は
大盛り上がりでしたが、
他の観客たちは
結果を見届けると
選手に声をかけることもなく、
そそくさと退場。

えええーっ、帰っちゃうの!?
声をかけられそうな1階席、
あの人気者のザイツェフさえも
周りにファンの姿はなく、
奥様のもとへと
駆け寄っていました。

34へつづく…

投稿者:

地球半周バレー観戦の旅32~Dynamo Moscow会場へ

けだるそうに会話する
桃井かおり風の
ゲストハウスのおばさん。

彼女のおかげで
プライドの高い
冷たいイメージだった
ロシアのことが
とても好きになりました。

思い込みってよくないな!
もっと、まっさらな心で
ぶつかっていかないとな!

そう改心していざ出発。

「気を付けて世界を周ってね」と
送り出され、
さよならを別れを告げ、
ゲストハウスを後にしました。

昨日のレストランが気に入り
今日もここでお昼。

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ここは薄いグリーンを基調とした
内装のかわいさも
ポイントなのですが、
カウンターに並んでいる
好きな料理を、
トレーに乗せていき、
最後にお会計する
というシステムが
最大のポイント。

そう、メニュー表を見て
読めないキリル文字に
混乱することもないし、
提供できる料理は一目瞭然。
キリル文字圏外の旅行者には
有難い!!

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今回はチキンにサラダに、
スープにパン。
スープは昨日と種類を
変えてみたのですが、
今回のは具が少なめで
ちょっとハズレの気分でした。

メニューもですが、
移動に使った地下鉄の駅も
キリル文字だらけ…

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ホームに掲示されている
駅の案内。
まぁ、読むのに時間が
かかるかかる…

でも、そんなことを予想して、
空港から昨日のゲストハウス、
ゲストハウスから
今日のホテルへ移動は
全て地下鉄・緑の2番線沿い。

あとは降りるべき駅名の
頭文字のキリル文字さえ
理解しておけば問題なしです。

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迷うことなく列車に乗って
改札を出たら目の前にホテル。

すっかりモスクワのイメージが変わり、
思い込みを払拭できたお蔭か、
レセプションのお姉さんにも
冷たさを感じません。
ポーランドのような
気さくさはないけれど、
でも怖さもない。
抵抗があったモスクワ、
その壁がどんどん
崩されていきました。

さて、ここで一つの問題に
決断を下す時がきました。
これから夕方の観戦に向け、
ここから徒歩30分の距離を
歩いていくか、
タクシーにするか…
という問題。

冒険家としては
-14℃であっても、
歩いて移動したいところ。
ただ、道が歩ける状態かは未確認。
安全を取ってタクシーにしようか、
それとも冒険家のプライドを
守りきるか…

試しに外へ出たら、
外を歩いているロシア人が
意外と多くてびっくり。
なーんだ、
この寒さでも歩けるんだ~!
おかげで積雪は多くても
道はちゃんと確保されています。

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よし、これならいける!
冒険家の心が
騒ぎ始めました。

歩いていると体も温まるので、
思ったよりも寒さを感じません。
もう、-7℃でも、
-14℃でも変わらない…

公園ではスキー板を履いて
スケートを楽しむ人がいたり、
散歩している人がいたり、
これがモスクワの日常なんだと再確認。

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寒くったって、
これが普通。
この環境を楽しめばいいのだと
気付かせてもらいました。

公園を横切ったおかげで
ショートカットしたような
遠回りになったような…
よくわからないけれど、
なんとか目的の体育館前に到着!

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おーーーっ!
ここがディナモの会場!!
ついに来れた―!!!
しかも歩きで!!!!
そして-14℃の中!!!!!

試合開始1時間10分前。
入口には女の子のグループが
待機しています。
手にはチケットを持ち、
入場を待っている様子。

あれ?
チケットを持っているということは、
どこかでチケット売ってるのかな?

チケットが一枚
500ルーブルだというのは
事前に確認済み。
どこかで絶対チケットを
売っているはずなのです。

建物に沿って
周囲を周ろうとすると…

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Kaccы ?
カッサ?と読めそうな文字。
ここだ、ここに違いない!!

中に入ると
まさしく大当たり!!
どこだったか
カッサという表示で
チケットを扱っていた
記憶が役に立ち、
ここでチケットを
購入することに成功。

窓口のお姉さんに
裏口から入った方がいいわよ
とわざわざ教えてもらい、
指示に従って
裏口へと回りました。

33へつづく…

投稿者:

地球半周バレー観戦の旅31~モスクワ赤の広場へ

1月23日(土)
モスクワ滞在の朝は
チェッカアウト12時までの
時間を利用し、
赤の広場へ行くことに。

3年前に訪れたときは
赤の広場とクレムリンを
猛ダッシュで観光し、
ゆっくり見られなかったので、
今回こそは…と
意気込んでいます。
この旅でモスクワを
訪問しようと思ったのも
この観光のリベンジを
考えていたからというのが
理由の一つ。
もちろん、
モスクワのチームも
魅力的な選手が
そろっているので、
見たかったんですけどね。

日の出の遅いロシア、
日が昇るのを待ってから活動開始。
ゲストハウスから徒歩30分
地図を頼りに歩きます。

すると、建物の隙間から
見えてきました!

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色鮮やかな玉ねぎの
聖ワシリイ大聖堂!!
これをもう一度、見たかったのよー!!

近づくと、道が封鎖され
最短ルートでは行けない様子。

ならば、ここからは
勘が頼りだ!

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クレムリンの城壁を見ながら
赤の広場周囲をぐるっと。
あー、金色の玉ねぎたちが
見える~!
そういえば3年前
現地で声をかけられ
一緒にウズベキスタンの男の子と
観て回ったな。

ここへ来るまでそんな記憶を
思い返すこともなかった…
思い出って奥底にたくさん
しまってあるものだなぁ。
しみじみ…

と、感慨にふけっていると
気づいたころには
赤の広場の入口!

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この赤茶色のずっしりとした門構え、
窓の白い装飾が可愛らしくて
ワクワク感を一気に急上昇。
まるで、ディズニーランドに
入る時のような期待感です。

門をくぐると
アイススケート場や
遊園地のような遊具が
一面に設置され
一帯はまさにテーマパーク風。

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そして、向かいの一番奥には
シンデレラ城…
じゃなかった(笑)、
聖ワシイリ大聖堂!

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おーーーーっ!
ついにご対面!!

私はこの建物が
世界で一番好きなのです。
雪をかぶっていて
鮮やかさが
ちょっとくすんで見えますが、
赤レンガ色に
カラフルだけど落ち着きのある
この色合いが絶妙。
そしてこのフォルムがまたいい!
観ているだけで、
こんなに楽しい気持ちになれる建物、
他にはないんです。

ずっと見ていたい、
何枚写真を撮っても
この生の感動を映す出せず、
撮り直したい気分…

だけど、ここは-14℃!!

手袋を外して5秒もすると
手の感覚がなくなってしまうので、
iPhoneをカメラ画面に
切り替える作業は
すぐに限界に達し、
長時間は危険。
手袋をはめ直し
ポケットで温め、
それでも感覚が戻らなくなって
最後には隣の
百貨店に逃げ込みました。

ここ「グム百貨店」も
リベンジしようと思っていた場所。
前回は中に入れなかったので、
足を踏み入れてびっくり!
これこそディズニーランドの
ワールドバザールじゃない!!

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建物の中だけど
一つの街が出来上がっていて、
百貨店の買い物をしなくても
歩くだけでも楽しい気分になれる。
装飾の仕方がまた、
可愛らしい!!
女性の乙女心をくすぐりまくり!!

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大人のテーマパークという
感じでしょうか??
高級品のお店が並び
買い物できるお金があれば
なお最高!!
あー、ここにずっといたい!

だけど…
そろそろタイムリミット。
ホテルのチェックアウトまでに
帰らなければいけない時間です。

残念ながら、
今回も不完全燃焼となり、
赤の広場を背に
歩き出すのでした。

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ゲストハウスに着いたら、
寒かったでしょうと、
おばさんがコーヒーとお菓子を
ごちそうしてくれました。

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赤の広場に行ってきた!
から始まり、
なぜモスクワに来たのかなど、
おしゃべり。
もちろん、バレー観戦のことを
話題に出しました。
しかしおばさんは、
不可思議なものを聞く表情。
バレー?
女子は見るけど男子はね…と。

いやいや、五輪で金メダル獲ったし、
選手くらいは知ってるでしょう!!
と思い、即座にムセルスキーと
ミハイロフの画像を見せました。

「これバスケット選手??」

「いやいや、バレー選手!!」

「へぇ…」

初めて見たかのような
表情…
バレー界では
あんなに有名な選手だけど、
地元ロシアでは
知らない人もいるんだ…

モスクワには、
ちょっと離れてるけど
チームもあるのにね。
わざわざ日本から
見に来る人もいるのに
あー、もったいなさ過ぎる!!

現地のバレー人気事情、
ここへこなければ
分からなかったこと。
そんな情報を
思いがけず知ることになり、
これも旅の醍醐味だと
嬉しくなるのでした♪

31へつづく…

投稿者:

地球半周バレー観戦の旅12~欧州五輪予選決勝戦

1月5日から始まった
6日連続の観戦も
これで最後。

決勝戦、ロシア対フランス。
これで五輪出場1か国が
決定します。

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ロシアといえば
ブラジルに次ぐ
世界ランク2位の強豪国で
前回の五輪金メダル国。
2012、13年辺りは
全タイトル制覇する勢いで、
ロシアの黄金時代が
続くものだと思いましたが
昨年の世界選手権辺りから
絶不調に見舞われ、
もしや五輪出場権も
危ういのでは…と囁かれたりも。
しかし、アレクノ名監督の就任で、
ぐんぐん調子を上げながら
ついにこの舞台まで来ました。

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一方、フランスは…
昨年2014年の世界選手権で、
第一ラウンドから勢いを見せ、
快進撃を続けていましたが、
最後に失速し4位と
惜しくもメダルを逃します。
が、それ以降、
ワールドリーグに欧州選手権と、
堂々の金メダル獲得。
明らかに今、フランスが
世界のトップであることを
物語っています。

個々の技術はもちろん、
チームワーク抜群、
そして発想力の豊かさ。
フランスのバレーを見ていると
常識を覆し変えていく
そんな新しい力を感じるのです。

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ビデオ判定を待つ間、
コート内の選手たちだけでなく、
控えの選手たちも
円陣を組む姿も新鮮。

そんなフランスが
新たな歴史を作り出す
その瞬間が迫っていると
思っていました。

ところが…

これまでの
自由自在なパフォーマンスが
封じ込められてしまったように
動けないフランス。

今季は決勝の舞台も
何度も経験してきて、
さすがにこういう場面でも、
自怖気づくことなく、
分たちのパフォーマンスを
発揮できる「強豪」だと思っていました。

なのに、ここで見ているフランスは
今までのフランスとは
全然違う…
こんな弱さを持っていたことに
正直驚きでした。

それに引き替え、
ロシアの修正力にはびっくり。
ここ最近ミハイロフ=不調
のイメージだったのが
ここではそんな方程式は
成り立たなかった…。
今までの不調は
なんだったんだー!
と叫びたいくらい。

しかもロシアは選手層が厚い!
第一をセットフランスに
奪われてからの修正で
今まで出場機会が殆どなかった
選手を起用するも、
これが功を奏する活躍。

采配がいいのか、
期待に応える選手が素晴らしいのか…
家庭の事情で
ムセルスキーが代表辞退し
出場権獲得は厳しい
なんて思っていたことが
恥ずかしい。
やっぱりロシアは
ロシアなんだな、
強豪なんだなと、
思わずにはいられませんでした。

アスリートなら誰もが憧れる
五輪の舞台、
その出場権をかけた戦いは、
きっと他の大会とはまた
違った圧力がかかっているのでしょう。
そこで本気を出せるのが
本当の実力。

この2チームを見ていると、
中学生が楽しみながら
どんどん実力をつけ、
大人とも張り合える力を付けながらも、
重要な場面では決して
若者の好きなようにはさせない
実力を見せつける大学生の図を想像。
今までは好き勝手にやらせてきたけど、
本当の実力があるのは
どっちかな…?
ロシアからは
そんな声が聞こえるようでした。

真剣勝負の最中、
会場の画面ではこんな
ユニークなお客さんの姿。

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「MR COOL」というタイトルで
カメラマンが勝手に映したお客さんが
期待以上のノリでダンス。

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しまいには上半身裸になり、
さらにはズボンも脱ごうとして、
周囲に止められていました。

こんな風に、お馴染みの
「KISS CAM」でも、
映し出されたカップルや夫婦
ほぼ100%がキスを披露。
いろんな場面で
カメラマンに映されることに
喜んで応じる欧州バレーファン。

何度も言いますが
こんな雰囲気が私は大好き!
6日間ホントに楽しい空間に
いられたことに満足でした。

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試合後は表彰式。
といっても表彰台などはなく、
ロシアにチケットの贈呈。

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ブラジルからサンバダンサーも
駆けつけていました。

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正面の映像がこちら。

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いつもの大会と違って
個人賞がないのは
ちょっと物足りないですが、
喜ぶロシアを見ながら、
この瞬間に立ち会えたことの
大きさを実感。
そして、セルビアが五輪を
逃してしまったことの切なさも再来。

どんなチームにも
いろんなドラマがある。
セルビアはもちろん、
ドイツだって、ポーランドだって、
五輪にかける思いを考えると、
全員に出場権を
あげたくなります。

だけど選ばれたものだけしか
出場できない場所、
だから価値がある。

改めて五輪の大きさを
実感した予選6日間でした。

13へつづく…