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2017EuroVolley観戦ポーランドの旅19~表彰式

ファイナルが終わると暗闇に包まれ、
表彰式が始まりました。
まずは個人賞の発表。

暗がりの中、うっすら見える影、
そこには順番待ちをする選手の姿…
その光景に笑みがこぼれます♪

やっぱり!!
そうだよね!
リシナツは受賞するよね!!

カリベルダ、ヴォルコフに続き
ベストミドル一人目で呼ばれたリシナツ。

もう、おなじみとなった受賞ですが、
でも何回獲っても
嬉しいものは嬉しい!!
自分の好きな選手が
こうやってちゃんと評価されることは
この上ない喜び。
さらに笑顔いっぱい客席に向かって
手を挙げるリシナツを
正面で見られたなんて、
なんてフィナーレにふさわしい
演出なのでしょう(笑)。

胸いっぱいに広がる喜びに包まれて
手が真っ赤になるほど拍手を送った
この赤いユニフォームのリシナツ。
忘れられないシーンとなりました。

そのまま続く表彰式。
3位のセルビアは真っ先に登場し
表彰台の前に整列します。
名前を呼ばれ表彰台に上がる直前、
キョロキョロとするリシナツに
目を奪われていると、
ん?
ユニフォームを脱ぎだした!?

何と出てきたのは
イボビッチと書かれたユニフォーム。

リシナツはイボビッチのユニを
名前が分かるように
後ろに書かれた名前を前にして着用し、
赤ユニの下に着こんでいたのです!
通りで首元に青色が覗いてたわけだ…(笑)。

同じくカティッチも
クルスマノビッチのユニに早変わり。
あとで知ったのですが、
ウロシュもユニフォームに
ケガで代表を外れた
仲良しのBrđovićの名前を
ガムテに書いて胸に
張り付けていたのでした。

チーム愛を感じるセルビア。
そこがまた私の心をくすぐりまくる(笑)。

それぞれのパフォーマンスにチームプレー
そして、それぞれの個性に、
垣間見える選手同士の関係性…
そこが私の興味の
ストライクゾーンど真ん中!
ここにピタッと収まることを
改めて感じる表彰式でした。

銅メダルが贈呈され、
順番にそれぞれが喜びを表現。

しみじみメダルを眺めたり
口にくわえてみたり、
隣と選手とニケけてみたり、
「素」で喜ぶ姿に胸が熱くなまります。

キャプテンスタンコビッチには
プレートの授与。

試合後泣き崩れていたスタンコビッチはきっと
これまで背負ってきた責任の重さと引き換えに
このプレートの重さを感じているはず…

タイムアウトごとに頻繁に
アドバイスをしたり
裏で支えながらも、
コートに立つときは
その責任を果たしていたキャプテン。
いいチームを作り上げてくれて
ありがとうの思いでいっぱいでした。

もちろん、選手一人一人にありがとう。
活躍した選手も
陰で支えた選手も、
みんな含めて大好きなセルビアチームの
大切な一員。

それぞれのパフォーマンスに加え
ここでこの大会で
いろいろと見えたものもあり
味わった喜びも苦しみも全ての思いが
大切な思い出となりました。

思い描いたストーリーは少し違えど、
私の心の中の満足度は
溢れるくらいに
いっぱいに満たされていました。

でも。

いつか絶対に、
頂点に立つ姿を一緒に味わいたい…

金色の紙吹雪の中で
喜ぶロシアを見ながら
次のシナリオが
作られようとしていました。

20へつづく…

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2017EuroVolley観戦ポーランドの旅17~3位決定戦

9月3日
ファイナル&3位決定戦。
今大会、最後の試合。

私の描いたシナリオでは
大会の大取であるファイナルで
セルビアチームを見るはずだったけれど…
ちょっとした誤算で
3位決定戦。
だけど、この勝負はファイナル同様に
重要な試合であることは変わりなく。
そこはシナリオ通り?
緊張が高まっていました。

そんなセルビアを
ベンチ裏で見守っていると、
グダンスクで出会ったセルビア人の
女の子登場!
一緒に応援しようということで
席を移動すると、
バルカン人の女性が他に3人も。
セルビア国旗を持ち、
中にはウロシュの
ユニフォームを持っていたり、
熱烈なファンっぽい!?

心強いセルビア応援の仲間が増え、
お陰さまでネガティブな緊張を
ポジティブな楽しむ気持ちへと
変換できました。

準備万端で始まった試合、
順調なスタートを見せたセルビアでしたが、
また昨日のドイツ戦のいやーな悪夢が
頭を過ります。

相手のベルギーにはWLでやられた
若干のトラウマがありますが、
でも、リベンジを果たした経緯もあるので
大丈夫だろうと思っていたのに…
第1セット獲った後に、
第2、3セットを奪われる流れ。
うーーー、これはまずい…

ベルギーに対しては正直
サムデローの攻撃力しか
警戒していなかったのですが、
ブロックや守備面がよく、
繋ぎまくって決めさせてくれません。
セリエでも活躍する
フォンデフォールデ、ヘルエース、
この2人のブロックが
憎いほどに決まるのです。

そこをなんとか選手交代しながら
しのいでいくセルビア…

しかし、後半、
ついに待っていた逆転劇が展開!
セルビアに勢いを付けたのは
緑のユニフォームが懐かしい
あのルブリッチでした。

責任感、という言葉を背負って
昨シーズンJTで戦ってきた経験が
ここで生きたと思うほどに
彼の決定力に助けられたセルビア。
1シーズン前とは全く別人の
頼もしさを感じます。

ルブリッチの覚醒を見ながら
私の中でのオポジット問題にも
終止符。
グルビッチがアタナシエビッチではなく
ルブリッチを選んだ理由が、
ここにしっかり表れていたのでした。

第4セットから息を吹き返し、
ついに第5セットへ突入。

わずかのリードを保ちながらも
油断ができない状況の中、
いよいよ13-12とラストを迎えます。

決めさせてくれないベルギーに
粘るセルビア。
これがチーム力!と言わんばかりに
必死につなぎ、
いよいよマッチポイントへ…。
乱れ乱れながら、最後、
ペトリッチからのトスを
奇麗に打ち込んだウロシュ・コバチェビッチの
足の長いスパイク。

よし!いける!!

その思いは
ボールがベルギーコートに吸い込まれた瞬間
確信に変わりました。

コートに流れ出す控えの選手たちを見て、
これがまぎれもない現実で
幻覚ではないことを感じます。

抱き合う選手、笑い合う選手、
涙する選手…

あぁ、これ…
これが最後に私が見たかったもの。

波乱に満ちたラストでしたが、
描いたシナリオと同じ笑顔、
…いえ、
もっともっとまぶしくて
もっともっと弾けた
雲一つない青空のような笑顔を
ここに見ることができました。

18へつづく…

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2017EuroVolley観戦ポーランドの旅15~セミファイナルSRB-GER

9月2日セミファイナル

今大会負けなしで
とんとん拍子に上ってきたセルビア。

1/4ファイナルで
ブルガリアに快勝したイメージが
まだ残っていたからか、
今回もドイツ相手に、
問題なく勝てるものと
疑いなく思っていました。

前半はホントに私の思い描いた通り。
1セット目の最後は
苦しめられましたが、
それでもデュースで勝ち取れたことで、
強さは健在だと証明されたもの。

2セット目を獲得し、
これはあっさりと3セット目も獲れる…
そう確信していました。

しかし、ドイツの監督はジャーニ。
前回スロヴェニアを準優勝させた
あの敏腕監督が
この2,3セットのロングブレイクで
選手を覚醒させるのです。

ドイツは目立つ選手といえば
ロシアリーグでエースを張っていた
グロゼルくらいでしょうか…
それでも、フロムやカリベルダ、
カンパと、
イタリア、ポーランドの強豪チームで
活躍してきただけあって、
これが上手く機能すると
想像以上の力を発揮します。

友人曰く、カンパは相当
勝負運を持っていると…

それを後から聞かされることになるのですが、
この時はその恐ろしさを知らず、
彼の運に味方されたサーブで
セルビアを引き離していく姿に
ただただ驚くのみ。

悔しいとか悲しいとかいう感情が
追いつかないくらい、
驚きで呆然とするだけでした。

でも、ここで踏ん張れるようになったセルビア!

第3、第4セットを獲られても、
最後には勝てる!
ここでも私は確信していたのです。

だから、、、最後、
ドイツに15点目が入った瞬間も、
今目の前で見せられたものが、
現実ではなく
幻覚にしか思えなかったのです。

目の前の選手たちの表情を
全く受け入れることができませんでした。

これは夢だ、これは幻覚だ、
何かの間違いだ…

判定が下って、
ノーカウントになるに違いない…

しかし、そのまま
どんどん流れてゆく時間。

その場に立ち尽くし
今大会初の黒星の幻覚から覚めるのを
ただただ待っていました。

16へつづく…

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2017EuroVolley観戦ポーランドの旅14~1/4ファイナル試合後

試合後の様子…

ポドラスチャニンとアタナシエビッチの
力のこもったハグ。

ペルージャでもナショナルでも
何度も見ていますが、
ついに大きなステージへと
到達したこの喜びのハグ、
また格別なものに見えます。

ヤニッチともハグするポドラスチャニン。
過去長らく一緒に戦ってきた同士、
深いものを想像し、胸が熱くなります。

キャプテンと司令塔のハグ。

スタンコビッチの
よくやった!という声が
聞こえてきそう。
ホントに、常にコートで
ゲームを支配してきたヨボビッチ、
お疲れ様!

ロシッチとスクンドリッチは
客席に向かってガッツボーズ。

決して目立つことはない
縁の下の力持ちで支えてきた彼らには
一際大きな拍手を送りたい気持ちでした。

試合後のわずかな時間、
選手の人柄が見える
いろんなシーンが展開され、
そこからそれぞれのドラマを想像し、
勝手に思いに浸るという、
ファン特有の妄想タイムがまた
観戦の醍醐味。

最後に見せたこのお疲れの表情もまた
妄想の素材となりました。

さて、ここで開幕戦から
一緒に観戦してきた友人は
帰国の準備。

仕事の都合で
この後の試合は見られず、
泣く泣く帰らなければならないのです。

セミファイナル、フィナルを
見れないのは本当に残念…
気持ちが痛いほどわかります。

でも、仕事があってこその観戦旅行。
何かを犠牲にしないと
両立は難しい現状…

そんな彼女の思いを受け、
さらなる熱い応援することを誓い、
翌朝、クラクフの空港でお別れしました。

一人になった私…
心にぽっかり穴の開いたような気分…。

が、しかし!
ファイナル、セミファイナルに向け、
日本からヨーロッパから
友人が集結!

イタリアチーム、
フランスチーム、
ポーランドチーム、
ヨーロッパバレーと、
それぞれお目当を見に
このファイナルに合わせ
日本人ファンがやってきたのです。

でも、フランスもイタリアも
残念ながら敗退…

最後に見たいチームが
見られるかどうかは
ホントに賭けでしかなく、
フランスもイタリアも
絶対大丈夫だからと
友人を誘った身としては
とても申し訳ない気持ち…

若干心が痛むこのファイナル、
ヨーロッパバレーの
最高峰が見られる貴重な機会として、
充実の内容の戦いが
見られたらいいなと願うのでした。

15へつづく…

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2017EuroVolley観戦ポーランドの旅13~1/4ファイナル

8月31日
クウォーターファイナル。

ここで終わるか、
それとも次のステージへ
進めるか…緊張の一戦。

まずはロシアとスロヴェニアの
戦いを見届けました。

昨日は完全にペースを持って行った
スロヴェニアでしたか、
ロシアには完敗。
自分たちのバレーを
させてもらえませんでした。

ベテランも多く見られますが
順調に若手が育ってきたロシア。
もうロシアの時代は終わっただろうと
ここ最近、毎回思うのですが、
その度に裏切られる気が…
やはり侮れない相手に
変わりはありませんでした。

試合間はラトビアからの友人と
最上階の席で雑談し、
第2試合を待ちます。
話し込んでうっかり
セルビア入場を上から見届けることになり、
慌てて最前列の席へ移動。

やっぱり練習風景も近くでじっくりと
観察したいものです(笑)。

思ったよりリラックスムードの
セルビアチーム。
これなら行けそうな予感!

このチームのいいところは
控えの選手たちも
まとまりを見せているところ。

勝てるチームの空気が
ここから漂っていました。

昨日のフィンランド戦で見ていた
嫌らしいブルガリアのサーブですが、
セルビアは心配していたほど崩されずに
攻撃に集中。
序盤はリードされていましたが、
全くもって負ける気がしなかった私たち。
案の定、終盤にはペースを掴み、
逆転で2セット連取、
一歩一歩、セミファイナルの階段を
上がっていくのを感じました。

そして、第3セット。
デュースに縺れましたが、
ここでもしっかり
勝ち取れたセルビア!

スロースターターで、
追い上げが間に合わなかったり、
ずるずると相手ペースに
飲み込まれていったり、
もう一息!の姿を
これまで何度も見てきましたが、
もう、あの頃のチームはここにはいません。

目の前にいたのは正真正銘
「強いチーム」。

ずっと私が会いたかった
強いセルビアの姿でした。

14へつづく…

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2017EuroVolley観戦ポーランドの旅10~SRB‐FIN

グダンスクでの最後の試合、
セルビア対フィンランド。

一昨日のエストニア程ではないですが、
フィンランドファンも相当数
集まっています。
ホームかアウェーかと言ったら、
完全にアウェー。

でも、セルビア選手にとっては
それが常。
あのスタジアムでの開幕戦を思えば
なんてことはない…はず。
自分たちのバレーができなかった
一昨日の失敗も十分に生かし、
今回は個人個人のパフォーマンスが
際立つ戦いが見られました。

リシナツのブロックに
スタンコビッチのサーブに
アタナシエビッチのアタック、
興奮ポイントが満載で、
もう嬉しくて、楽しくて、
心躍りまくります。
コバチェビッチもペトリッチも
上手く決めてくれるし、
本当に頼もしかった!!

テンション上がりっぱなしの私は
度々、友人の試合動画撮影に
映りこんでしまうほど
激しい動きをしていたようで、
周りの迷惑を考えねばと
あとで反省しました。。。

第3セットこそ苦戦しましたが、
それでも勝ち取れるようになったのが
成長の証。
このメンバーになってから
ずっと見てきたからこそ、
心に響くパフォーマンスの数々。

そんなオンコートももちろんだけど、
こういうコート外の風景もまた
ほっこりする良い景色。

見守るミドル3人衆も
穏やかな感じでした。

見事セルビアは3-0で勝利!

よってプールA一位通過で
次のクウォーターファイナルへ進出!

2位通過なら、プレーオフが見れたけど、
でも、勝ち進むことの方が重要!!

私たちの夢は順調に進んでいるのでした。

11へつづく…

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2017EuroVolley観戦ポーランドの旅9~グダンスクの海へ

9月28日
プールA試合3日目。

アパートをチェックアウトしたら
昨日のリベンジを果たすべく
午前中はビーチへ再訪問!

やっぱり海を見るなら青空の下!!

この桟橋からのぱーっと広がる
清々しい景色。
先に見える海にワクワクしながら
橋の上を歩きます。

このバルト海の向こうは北欧。
どこまでも続くような海と空に囲まれ
癒される時間。

可愛いカモメにも萌える~♪

と、周囲を見ると青い服の人達の姿…
バレーファンの行動は同じようで(笑)、
試合前、フィンランドやエストニアの
サポーターたちの姿も、
ちらほらと見受けられました。

程よく楽しんだところで、
グダンスクの中央駅へ移動。
荷物をコインロッカーへと預けて
会場へと向かいます。

今日はフィンランド戦。
セルビアの一位通過に向け
今日もまた全力応援!

と、必死に応援をしていたら、
お隣に見知らぬセルビア人の
女の子登場!!

「セルビアの国旗が見えたから
来たの~」と彼女。
一緒になって応援することになりました♪

10へつづく…